時計修理工房の近藤でございます。
本日もたくさんのお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
本日は、ロレックスのお時計をご紹介いたします。
宜しくお願いします。
今日のお時計【ROLEX】
窓口にてお預かりしました、K様のロレックスでございます。
この度は、リューズのネジ込み不良のご相談をいただきました。
大切なお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
リューズとは、3時位置に取り付けられている、ゼンマイを巻き上げたり、
時刻操作をしたり、カレンダーを早送りする、つまみの部品でございます。
この部分は、モデルにもよりますが、ネジ溝が切られており、
ねじ込み、ロック(固定)することが可能となっております。
(5回転くらいはねじ込みができると存じます。)
しかし、長らくご愛用いただきますと、ネジ山が徐々に摩耗し、
ねじ込み量が浅くなります。
最終的には完全に摩耗し、ねじ込みができなくなることで、
防水性が失われ、リューズは外側に出たままの状態となります。
(バネの力で、外側に出る構造となっているモデルがほとんどです。)
10年前後で摩耗して、ねじ込み不良の症状が発生することが多いため、
長らくご愛用いただいている方は、1度は経験なさると存じます。
ネジ山を切り直しても、劇的な改善は望めませんので、
基本的には、リューズの交換が必要でございます。
リューズの受け側には、ケースチューブと呼ばれる部品がございます。
基本的には、このチューブという部品も交換が必要となります。
(リューズと噛み合っている部品の為)
この度は、リューズ部分の修理のみをご希望いただいていますので、
内部は一通り確認し、状況はご案内させていただきますが、
基本的には、リューズ交換のみのご案内とさせていただきます。
現在ロレックスの外装部品は、価格が高騰している状況が続いており、
リューズ交換の場合、モデルにもよりますが、40,000円〜70,000円前後、
となる場合もございます。
部品の確認、お見積もりまでしばらくお時間をくださいますよう、
お願い申し上げます。
大切なお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
弊社はロレックスの修理も承ります。
ゼンマイ切れや、ガラス割れ、遅れ、進み、オーバーホールなど、
どのような不具合でもご相談ください。
「ロレックスのお時計は、【ロレックスのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-rolex.com/
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積りを整え、ご案内致しました。
12:00 –ホームページのお問い合わせ数を解析し、会議資料の作成。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整えました。
15:00 –見積もりのご案内。
16:00 –職人にお時計をお任せ。
17:00 –窓口にてお時計をお納め致しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内しました。
19:00 –日報の作成
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
22:00
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