修理工房の三島でございます。
本日のたくさんのお問い合わせ・ご依頼いただきましてありがとうございます。
本日はCARTIER(カルティエ)のご紹介です

今日のお時計【CARTIER(カルティエ)】

本日は、カルティエのお時計をお預かりいたしました。
修理したお時計をお納めさえていただくと引き換えに、こちらのお時計を新たにお預かりいたしました。
誠にありがとうございます。

家の中で何年も眠っていたお時計とのことで、ご依頼主のお客さまも詳しくは不明とのこと。
リューズが紛失し、ベルトもかなり劣化しております。ケースにベルトを留めるバネ棒には青錆びが発生しております。

裏蓋の形状やガラスの雰囲気から見るにかなり古いタイプのように見えます。

カルティエのこのタイプのお時計は現行タイプも、ほとんどデザインが変わっていないため、
ぱっと見る限り、新しいモデルなのか古いモデルなのかが判別できません。

元々完成されたデザインであるがゆえ、何年も同じデザインで古くならないということでございます。

人気のモデルが何十年使っても、たとえ服装が時代によって変わっても、
腕時計は古さを感じさせなく、お使いいただけるのは、それだけ完成したデザインであるからでしょう。

残念ながらお時計を構成する部品は経年とともに劣化し、いずれ不具合が生じてしまいます。

 

こちらのお時計はリューズがなく、裏蓋にも機構についての表記がないため
機械式なのかクオーツなのかもハッキリしないのですが、恐らく手巻きのお時計かと思われます。

少なくとも新たなリューズの取り付けが必要でございます。

純正や社外製でお取り付け可能なリューズをお探しさせていただきます。
恐らく内部修理のオーバーホールも必要になるかと存じます。

このスクエアケースの時計がカルティエから登場したのは、
第一次世界大戦中、今から約100年前と言われております。
タンクという名称で、戦車の形状をイメージして作られたとか。

小さなカルティエのお時計のイメージ反して、なかなか物騒な発祥なのですね。

 

ともあれ、詳しく拝見しましてお見積り作成いたします。

この度もご用命いただきありがとうございます。

 

「カルティエのお時計は、【カルティエのための修理工房】のページでも受け付けております。」

より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。

https://wr-ct.com/

 

今日の業務目標

  • できるだけ多くとのお問い合わせにご対応いたします。

今日の業務スケジュール

10:00 – 12:30 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたします。
12:30 – 13:30 – 休憩をいただきました。
13:30 – 14:00 – 修理職人へ修理の必要なお時計をお渡しする手配をいたします。
14:00 – 19:00 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたします。

明日への引き継ぎ事項

  • お客様へお見積りをご案内いたします。

日報作成時間

19:00

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この日報は、 三島 【時計修理工房】が執筆しました。

スタッフの三島です。 時計修理工房の三島でございます。よろしくお願い致します。 わたくしは、ウェブサイトやメールでの修理のご依頼や、お問い合わせについて 回答させて頂く業務や、公式ウェブサイトの運営業務を主に行っております。
 愛用されているお時計が、壊れてしまったり、傷ついてしまったりすると、 ショックを受けられる事もあるかと存じます。そんな中で、インターネット経由で 腕時計の修理のご依頼する際は不安もあるかと存じます。 少しでもご安心いただけるよう、分かりやすく丁寧な回答ができるよう心がけております。 お客様の想いの詰まったお時計をいつまでも快適にお使い頂けるよう、お力になれば幸いでございます。 
世界の歴史や文化、美術に触れるのが好きであるため、 世界中のお時計の持つストーリーを伺う事ができるのを楽しみにしております。 時計産業の聖地、ジュネーブにも赴きたいですね。

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とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同