に 平野 【時計修理工房】 が 職人から教わりました。
こんばんは、時計修理工房の平野でございます。本日はだんだんと空がぐずり出し、本格的な梅雨の到来を感じさせる1日でございました。この季節、お時計をご使用される上で、雨に濡れないようお気をつけていただくのはもちろんのこと、汗による錆つきや水入りにも十分ご注意くださいませ。お時計ご使用後は固く絞ったタオルで汗を拭き、風通しの良い場所にて保管いただくことをお勧めいたします。
今日のお時計【オメガ】
「リューズが締まりきっていない状態で、水が入ってしまった可能性がある。」
本日お客様よりお預かりをし、職人にお見せしたN様のお時計。ゼンマイが巻き上がらず、動かなくなってしまっておりました。【症状の心当たり】を教えていただいたことにより、より早い原因の追求と対処ができるかと存じます。ご丁寧にお知らせいただきましたこと、重ねて感謝申し上げます。
さっそく職人に状況を伝え、お話を伺いましたところ
「水濡れや水入りにて、ちょっとでも調子が悪いなと思ったら、できる限りはやく持ってきてもらえると助かるね。すぐに症状の悪化が見受けられなくても、中途半端に乾かして放置してしまうと、油脂の劣化や錆付きによる部品の腐蝕によって、徐々にお時計内部が蝕まれ、気づいた時には手遅れになってしまうからね。」
と、水濡れによる不安をいだいた際は、修理の要否に関わらず、すぐさまご相談いただきたい。とのことでございました。細かい部品がせめぎ合う、精密機械だからこそ、正しい手順で分解し、乾燥させる必要があるのですね。
「もし、それが杞憂で、異常がなければそのままお返ししますよ。そのほうがお客様も安心して時計をお使いいただけるんじゃないかな。壊れてないなら、それに越したことはないからね。」
私ども時計修理工房は「見積手数料」を一切いただいておりません。もし、ご愛用されているお時計で何かご不安なことやお困りのことなどございましたら、ご相談だけでも結構でございますので、ぜひ一度お問合せいただければ幸いです。
「オメガのお時計は、【オメガのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-omega.com/
日報作成時間
22:40 – 23:00
オメガ { OMEGA } の修理をご検討中のお客様へ。
私たち時計修理工房(本社:愛知県名古屋市)は、オメガの修理、オーバーホール、メンテナンスの専門サイト「オメガ修理工房」をご用意しております。過去に修理させていただきました実績や、モデル別の故障についてまとめておりますので、こちらもご参照をいただければ幸いに存じます。お問い合わせは当サイトのフォームでも、リンク先のフォームでも、どちらも同様に対応させていただきます。お客様のオメガ { OMEGA } を末長くご愛用いただけますよう、精一杯のサービスに努める所存です。今後とも宜しくお願い申し上げます。
日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。
私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。
▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。
株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。
いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。
私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。
私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。
2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同
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