卒業式シーズンとうことで、朝のラジオから「3月9日」の切ないメロディが流れておりました。学生さん、その親御さんにとって、記憶に残るとても大きな節目であることと存じます。自分が学生の頃はどうだったか、実はもうよく思い出せませんが、何気なく過ごした一日がどなたかの大切な一日になっているのだなとぼんやり考えました。修理されたお時計を受け取られたお客様にとっても、本日が特別な日になったことを願います。ご来店、お問い合わせをいただきありがとうございました。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様からお預かり致しましたトリワのお時計をご紹介致します。

今日のお時計【トリワ】

G様にお任せいただきましたのは、スウェーデン発のアクセサリーブランド・トリワのお時計でございます。
ファッション業界やInstagramなどで人気上昇中の、北欧らしく洗練されたデザインが特徴ですが、こちらは機能的かつシンプルなメンズ向けのデザインです。

「落下させて画面の割れが目立つので修理をお願いします。」

12時位置付近にヒビが目立ちます。動作はございますが、落下とは時計にとって非常に大きな衝撃が加わります。あたりどころが悪いときには、外装のみならず内部機械にも破損が生じることも。ひとます、このたびはご相談いただきましたガラスについて、規格の合うものをお探し致します。
メーカー純正部品が入手できかねる場合には、社外製部品にて規格やデザインに遜色のないものをお探しし、お取り付けのご提案を致します。少々大振りなサイズでございますが、ガラス修理に精通している職人さんに診ていただく次第でございます。このたびはご相談をいただきありがとうございます。【24636】

今日の業務目標

  • お客様からのメールでのお問合せに本日中に全てご返信差し上げます。→完了致しました。
  • 代金引換にてお支払いをいただいたお客様へ、お礼のご連絡を差し上げます。→30件ほど完了致しました。

あすへの引き継ぎ事項

  • お客様からのメールでのお問合せに本日中に全てご返信差し上げます。

日報作成時間

19:00 – 19:20

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 石川【時計修理工房】が執筆しました。

静岡県出身、現在は愛猫2匹と名古屋市に在住。これまでアパレル・販売業に従事しておりました。 時計修理工房の中では新参者ですので、日々たくさんのお時計に触れることが勉強です。特に、お客様や職人さんと世間話やお時計にまつわるお話しをすることが好きです。お電話でのご連絡や、名古屋市西区那古野のサービス窓口にて、お客様にお目にかかる時にはどうぞよろしくお願いいたします。

石川【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同