今日は靴の記念日という日なんですね、私の義弟が靴の修理職人をしており、時よりお店に顔を出しては靴のメンテンナスをお願いしております。メンテナンスをしていただいている間、彼が修理して店頭で販売している靴の話を聞くのが面白く、靴に対する思い入れや修理で苦労したところをはなしてくれるので、色々興味深い話が聞けるのでついつい長居をしてしまいます。
本日のお時計は誠に申し訳ないことに、一度お納めさせていただいたのですが、不具合があったために再度お預かりさせていただいているお時計でございます。

今日のお時計【ディーゼル】

K様からお時計の風防の割れケースの傷のご相談を受けておりました。たまたま、工房にお客さまのお時計の同型のケースが御座いましたので、ケース・風防の交換をご提案させて頂き、ご依頼を頂きました。
修理、交換等が無事に終わり、K様にご返却させていただいたのですがお電話を頂き、
「ムーブメントの交換も行いましたでしょうか?」とお問合せを頂きました。データベース上ではそのような履歴がございませんでしたので、お話をお聞きいたしますと、秒針のギミックが見えなくなったのでどうしてだろうかと疑問を感じご連絡を頂きました。私もお時計の自体の情報を再度確認させて頂き、確かにおかしい事に気が付きK様にお詫びをさせて頂き、再度発送していただきました。製品の特性を確認せずに送ってしまったことを深く反省し、今後の教訓にしたいと思います。

今日の業務目標

  • どのお客様にもわかりやすい説明と提案を行う。→お客様の使用環境をお聞きしながら修理の提案を行うことが出来たと思います。

今日の業務スケジュール

10:0014:00 店頭対応、見積作成、電話応対。
14:00 –16:00 出荷のお手伝い、工房職人との打合せ
16:00 –19:00 店頭対応、見積作成、電話応対。
19:00-19:30 打合せ

明日への引き継ぎ事項

  • 見積連絡1日20件、納品後のお客様の対応連絡
    不確定案件の状況確認を行う

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 奥平【時計修理工房】が執筆しました。

幼少の頃は工作方眼紙で飛行機から小物入れ、合体ロボットに至るまで自分で考え、作る事に喜びを感じておりました。 デザイン科を専攻してDTPに触れることで、印刷等のデザインを専門的に学びました。 職歴は店舗の運営や店舗設計、運送会社の運行管理者や、障害者雇用、印刷業務内製化のコンサルタントを経験し、去年より時計修理工房で働かせていただきながら時計の勉強を行う日々です。 色々な企業、業種で培った知識、技術を時計修理工房で活かしていきたいと思っております。

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私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



1 Comment

房立隆志

コメント失礼します。

レンズがヒビ入ってしまったのですが、交換の値段お願いします。

分かり次第修理してもらいたいのですが。
よろしくお願いします。

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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同