修理工房の近藤でございます、本日もたくさんのご来店、誠にありがとうございます。
本日は、オメガのリューズ修理をご紹介致します。宜しくお願いします。
今日の写真【OMEGAの純正リューズ】
本日、純正リューズ交換を完了しました、オメガのシーマスターをお引き取りにご来店頂きました。
N様より処分を賜った交換後の純正リューズのお写真と共に、リューズ修理をご紹介させて頂きます。
リューズはお時計の時刻操作を行う為のツマミの部分の名称でございまして、漢字では竜頭と表記されます。
また、ブランドによりましては、クラウンと呼ばれる事もございます。※弊社は、リューズとカタカナで表記させて頂いております。
リューズには、巻真と呼ばれる軸が取り付けられており、リューズ操作を行う時の動力を直接内部の機械へと伝える役割を担っております。
巻真は、経年的な劣化や、湿気による錆び、一時的な強い力が加わることにより折れてしまう場合がございます。
折れてしまいますと、修正ができかねます為、巻真の交換が必要となります。
次に巻真が折れますと当然リューズは取れてしまう、もしくは巻真の途中から折れて、抜けてしまう事となります。
そして、この折れ方に【修正できる折れ方】と、【修正できない折れ方】がございます。
【修正できる折れ方】というのは、リューズと巻真の丁度繋ぎ目の部分に不具合が無く、巻真を正常に取り外して再利用できる折れ方。
【修正できない折れ方】というのは、リューズと巻真の繋ぎ目に錆びが発生しておりましたり、折れた箇所がリューズ寄りの部分で、リューズに折れ残った巻真の除去ができかねる状態の折れ方。
上記大きく分けまして2通りに分かれます。
後者の【修正できない折れ方】の場合は、折れた巻真の交換と合わせ、リューズの交換が必要となります。
オメガの純正リューズは、モデルや時期によりますが、現在も入手できる体制を整えております為、交換をご希望の場合は是非ご相談頂きたく存知ます。
純正リューズ交換の概算は、10000円〜30000円が多い金額帯でございます。
お時計の内部状態次第では、オーバーホールなどのメンテナンスを合わせてご提案させて頂く場合がございます。
まずは、お時計の状態をしっかり確認させて頂き、お見積りのご案内からさせて頂きます。
「オメガのお時計は、【オメガのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-omega.com
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせメールに返信致しました。
11:00 –見積もりを作成し、ご案内致しました。
12:00 –休憩を頂きました。
13:00 –見積もりを作成し、ご案内致しました。
14:00 –職人に納期の確認し、お客様にご案内致しました。
15:00 –必要資材の発注をしました。
16:00 –窓口にてお時計をお納め致しました。
17:00 –会議資料を作成しました。
18:00 –窓口にてお時計をお預かりしました。
19:00 –見積もりを作成し、ご案内致しました。
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
日報作成時間
20:00 – 20:55
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