今週も平日の営業を終了致しました、お疲れ様でございました。明日3/12(土)は10時から17時までの営業となります。何卒よろしくお願いします。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様よりお預かりさせていただいたフロリモントのお時計をご紹介致します。

今日のお時計【フロリモント】

「20年前に90歳で他界した祖父の形見の腕時計です。」

お時計の状態を拝見するだけでも長年の歴史を感じる、フロリモントのお時計をお任せいただきました。K様、このたびご依頼をいただきありがとうございます。
アンティークのお時計で、K様のお祖父様がご愛用されていたとのことでございますが、ゼンマイを巻いてみれば小気味の良い音を立てて動作します。しかし、針に歪みがあるのか、時折分針が動かない箇所があるなどお直しの必要な箇所がございます。
お祖父様の愛用されたキズや取れてしまったガラスなどの経年の証を残しながら、ベルトのサイズをお直ししてご自身でふたたび使えるようにしたいとのご希望でございます。
ぜひとももう一度、日常で問題なくお使いいただけるようメンテナンスをご提案させていただきたく存じます。【17683】

今日の業務目標

  • 様々なご用件でご連絡がついておらず「未連絡」BOXへ入っているお時計のお客様へ再度ご連絡致します。→1件お返事をお待ちしている状態ですが、そのほかすべてご連絡をお取りすることができました。保管中のお時計をご返却およびお納めさせていただきました。

来週への引き継ぎ事項

  • 17772のお客様より本日お時計をお預かり致しましたが、お急ぎでの修理完了をご希望とのことでございますので、随時職人さん・お客様とご連絡をお取りしながら納期の管理等を行います。
  • 修理を完了したお時計の最終点検を行い、お納めの準備に取り組みます。
  • 17507・17364のお客様に修理のキャンセルを承りましたので、ご返却手続きを週明け早々に行います。

日報作成時間

19:00 – 19:15

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



アバター画像

この日報は、 石川【時計修理工房】が執筆しました。

静岡県出身、現在は愛猫2匹と名古屋市に在住。これまでアパレル・販売業に従事しておりました。 時計修理工房の中では新参者ですので、日々たくさんのお時計に触れることが勉強です。特に、お客様や職人さんと世間話やお時計にまつわるお話しをすることが好きです。お電話でのご連絡や、名古屋市西区那古野のサービス窓口にて、お客様にお目にかかる時にはどうぞよろしくお願いいたします。

石川【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同