株式会社修理工房の今夜のメルマガは、柴野が担当させていただきます。
日増しに寒さが加わってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
インフルエンザが流行しはじめ、マスクをして歩く人を多くみかけます。
温かいお飲み物などで、お体を冷やさないよう、お気をつけください。
明日、11月23日は祝日でございますね。
勤労の目的を再認識する「勤労感謝の日」とされていますが、
もともとは「新嘗祭(にいなめさい)」と呼ばれた祭日で、
1400年もの長きに渡り、天皇陛下は日本国の繁栄と日本国民の幸せのために、
非常に重要かつ過酷な儀式を執り行われます。 いわば「日本の収穫祭」でございます。
穀物は天候により生産量が左右されることが多いですが、お時計はどうでしょうか。
太陽の光に当てていれば電池交換不要、と謳われているソーラーのお時計も、
天候により充電量が変わります。
直射日光での充電がベストですが、高温にならないよう配慮が必要でございます。
冬場は衣類の袖に隠れてしまい、充電不足になりやすいことと、
屋内の蛍光灯では光量が少ないため、充電時間がとても長くかかるかと存じます。
「ソーラー時計ですが、光に当てても動作しません」と、修理をご依頼いただきますが、
まずはソーラー時計用の充電器にかけて充電を試みますと、すぐに正常に動作し始めるお時計もございます。
その場合は充電不足が原因でございますので、このままお返しさせていただいております。
しかしながら、
太陽電池時計に内蔵されている二次電池は、
充放電を繰り返し行う事により、年々性能が劣化いたします。
二次電池自体の寿命は、電池の性能、
お時計の使い方、機種などによって異なります。
長期間ご使用いただく中で、
内部の機械油の劣化や汚れなどにより
消費電流が高くなり、二次電池の容量が早く無くなってしまいます。
そのような時は、オーバーホール(分解掃除)が必要でございます。
長らくご愛用いただくには、メンテナンスが不可欠と存じます。
10年以上経ってから初めてのメンテナンスに出され、部品が無くて修理不可 …
という事態を避けるためにも、 定期的に歯車などの内部機械のメンテナンスをおすすめ致します。
また、完全に二次電池の容量が無くなりますと過放電となり、
二次電池を消耗させる原因になりますので、お気をつけください。
日の当たる場所での保管、定期的なメンテナンス、出来るだけ毎日のご使用が宜しいかと存じます。
時計修理工房では、ソーラー時計に限らず、機械式のお時計、クォーツのお時計など腕時計全般の修理を承っております。
メンテナンスや不具合など、お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
それでは、紅葉が鮮やかな季節となりました。楽しい週末をお過ごし下さい。
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