時計修理工房の近藤でございます。
本日もたくさんのお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
また、長らく夏季休業をいただき、ありがとうございました。
本日より、お休みの間にいただきましたお問い合わせや、お見積もりの返答、
メールのご返信など急ピッチで確認をして、対応をしています。
ご返信をお待ちの場合は、今しばらくお時間をくださいますよう、
お願い申し上げます。
本日は、ロレックスの切替車交換をご紹介します。
よろしくお願いします。
今日のお時計【ROLEX】
ロレックスのお時計のほとんどが自動巻きの機械を搭載しています。
自動巻き機構のローターと呼ばれる振り子のような動きをする部品が回転しますと、
様々な歯車に動力が伝達され、ゼンマイを巻き上げます。
お時計は、そのゼンマイが解ける力を利用して動作しています。
腕を動かす動作などで、ローターが回し、動力を生み出す構造の為、
動作する部品につきましては、摩耗や、破損の恐れが少なからず存在します。
その中でも比較的交換対象となる部品が本日ご紹介する【切替車】です。
切替車はその名の通り、ローターの左右の回転を、ゼンマイを巻き上げる
方向に動力の伝達を切り替える役割を担っています。
この部品が摩耗や破損することで、巻き上げの効率が低下します。
巻き上げ効率が低下しますと、動力を生み出しにくくなりますので、
パワーリザーブ(ゼンマイの持続時間)が低下したり、
動力が不十分の為、遅れが発生するなどの動作不良が現れます。
一度不具合を起こした歯車は修正が困難の為、基本的には交換が必要です。
ロレックスの内部部品につきましては、問題なく入荷できますが、
部品によりましては出回る数に限りがあり、価格は高騰している事も…
しかしご提案できますので、お困りの場合はお申し付けください。
時期やモデルにより価格が異なる為、すぐにはお伝えできませんが、
是非お問い合わせください。
弊社はロレックスの修理を承ります。
外装の部品、内部機械の部品問わず、どのようなご要望にもお答えできるよう、
体制を整えていますので是非弊社にお任せください。
「ロレックスのお時計は、【ロレックスのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-rolex.com/
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積りを整え、ご案内致しました。
12:00 –ホームページのお問い合わせ数を解析し、会議資料の作成。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整えました。
15:00 –見積もりのご案内。
16:00 –職人にお時計をお任せ。
17:00 –窓口にてお時計をお納め致しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内しました。
19:00 –日報の作成
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
21:25
修理工房 近藤へのご相談はこちらから
コメントを残す