時計修理工房の近藤でございます。
ご覧くださり、誠にありがとうございます。
本日は、【リューズ】の修理につきまして、お話しをいたします。
宜しくお願い致します。
今日のお写真【リューズ修理】
お時計の時刻操作を行う際に使用する、ツマミは、リューズと呼ぶ部品でございます。
基本的には、3時位置についておりますが、モデルによりましては4時位置や、
9時位置についているものもございます。
このリューズは、巻真に繋がり、巻真は機械に繋がっております。
巻真とは、細さ1mmほどの棒状の部品でございまして、
機械とリューズを繋ぎ、動力の伝達をする役割を担う部品でございます。
この細さ故、強い衝撃が加わりましたり、劣化したり、錆びたりしますと、
折れてしまう場合がございます。
機械と繋がっている部品でございますので、折れますとリューズは抜けてしまいます。
この症状を改善するには、基本的にはリューズ、巻真の交換が必要でございます。
しかし、リューズを交換しなくても、改善できる場合もございます。
リューズに折れ残った巻真を除去して、取り付け部分を修正、
新たな巻真を取り付けて機械に固定する。
こうすることで、外れたリューズを再使用することが可能でございます。
(折れた巻真につきましても、つなぎ合わせる修理を行う場合もございますが、
交換が必要になることがほとんどでございます。)
リューズの部品は、場合によりましては高額になりますし、
メーカーより供給がないこともございますので、再使用できると修理費用も抑えることができ、
より良いかと存じます。
リューズの修理にかかる費用は、9,000円〜15,000円前後
巻真の交換は、2,000円〜6,000円前後でございます。
※作業には2週間前後のお時間をいただいております。
リューズの状態により、修理の可否は異なりますが、おおよそご提案ができていますので、
リューズの破損でお困りの場合は、是非弊社にご連絡いただけますと幸いです。
状態の確認と、お見積もりは無料で実施しておりますので、
料金と納期をご確認いただいてから、進行もしくは、キャンセルをご検討いただけます。
(実際にお時計をお預かりしての見積もりとなります。)
お困りの場合は、是非お声がけくださいますようお願い申し上げます。
基本的にはブランド、モデル問わず承っております。
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
12:00 –お問い合わせデータを元に会議資料を作成しました。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
15:00 –担当の職人に修理状況の確認を行いました。
16:00 –窓口にてお時計をお預かりしました。
17:00 –会議に出席しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
20:00
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