時計修理工房の近藤でございます。
ご覧くださり、誠にありがとうございます。
本日は、ブレスレット(ベルト)の修理につきまして、お話しをいたします。
宜しくお願い致します。
今日のお時計【腕時計のブレスレット】
お時計のケースとベルトを繋ぐ【バネ棒】や、ブレスレットのコマを繋ぐ【ピン】は、
経年による摩耗や、変形、錆び、固着により、外せなくなる場合がございます。
外せなくなりますと、修理の際に作業ができない、腕周りへ長さ調整ができないなど、
いくつか不都合が発生いたします。
ネジの場合、無理に回しますと途中で折れてしまう、またケース内部に折れ残るなど、
大掛かりな修理が必要になる場合もございます。
ベルト周辺のピンに関しては、無理に外そうとしますと、変形したり、コマ自体が破損など、
こちらも症状が悪化する恐れがございます。
弊社では、固着している場合、焼き入れと呼ぶ作業を行い、改善を試みます。
この作業は、素材に熱を加えて、熱膨張を利用して固着を改善する方法でございます。
ケースと裏蓋のネジや、ブレスレットのコマネジ、ピンなどの固着時に有効でございます。
状態にもよりますので、実施の可否は現物を確認の上、判断しております。
焼き入れに要する技術料(料金)につきましては、最低3,000円〜、最大10,000円前後で、
作業期間は3日〜5日間ほどいただいております。
【他店で固着しており修理ができない】と判断されてしまった場合でも、
修理できる可能性がございますので、是非一度弊社でも確認をさせていただきたく存じます。
修理の流れとしては、一度お時計をお預かりさせていただき、お見積もりを実施します。
料金をお伝えし、ご了承頂けましたら作業に取り掛かります。
(お見積もりの時点でキャンセルいただくことも可能でございます。)
もちろん、固着を改善したのちに、オーバーホールの作業や、ベルトの長さ調整も、
実施可能でございますので、お気軽にお申し付けください。
そのほか、ご質問等がございましたら、私近藤までお問い合わせください。
070-6410-2739
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
12:00 –お問い合わせデータを元に会議資料を作成しました。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
15:00 –担当の職人に修理状況の確認を行いました。
16:00 –窓口にてお時計をお預かりしました。
17:00 –会議に出席しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
あすへの引き継ぎ事項
・技術者に状態の確認を依頼している修理の状況を確認。
・急ぎのお見積もりをご案内。
日報作成時間
20:00
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