時計修理工房の近藤でございます。
本日もたくさんのお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
本日は、チュードルのお時計の修理をご紹介いたします。
宜しくお願いします。
今日のお時計【TUDOR】
窓口にてお預かりしました、チュードルのお時計でございます。
大切なお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
チュードルは、近年チューダーという名前に変わりましたが、
まだチュードルと呼ばれる事がほとんどでございます。
この度は、動作が頻繁に停止する症状によりお時計をお任せいただき、
オーバーホール、テンプ交換、機械留めネジの交換を実施しました。
症状の原因は、テンプと呼ばれるお時計の動作の要となる部分の、
真が破損していたことによる影響でございます。
本来はテンプ真の交換で修理ができる見込みでございましたが、
実際に取り掛かると困難でございましたため、テンプ一式にて、
交換対応をさせていただきました。
振り子の役割を担う大変重要な部品でございまして、
部分的な交換は行えない為、合わせてオーバーホールを実施しました。
あまり交換することの無い部品でございますので、
この度、ご紹介をさせていただきたく、思いました。
写真に映り込む、金色の輪の部品がテンプそのものであり、
この部品の中心には、ヒゲゼンマイという、動作の歩度を決めている部品が、
取り付けられており、左右への往復運動を行うことで、
歯車を回転させ、お時計としての正確な動作を保っています。
この部品の真が折れていましたら、動作不良を起こすことも、
ご想像いただけると存じます…
ケース本体と、機械を固定している機械止め板につきましては、
錆びており、このまま使用することは望ましくございませんので、
オーバーホール工程内にて交換を行いました。
経年的な劣化により、防水性は低下していますが、
また長らくご愛用いただける準備が整いましたので、
これからもチュードルをお楽しみいただきたく存じます。
以上でございます。
大切なお時計をお任せくださり、ありがとうございました。
弊社はチュードルのお時計の修理を承ります。
ガラス交換、文字盤の修理、針の修正、カレンダー不具合の改善、
オーバーホール、外装の研磨、洗浄、ベルト交換など、
さまざまな修理をご提案できますので、お困りの際は是非、
私近藤まで、お問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。
「チュードルのお時計は、【チュードルのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://wr-tudor.com/
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
12:00 –お問い合わせデータを元に会議資料を作成しました。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
15:00 –担当の職人に修理状況の確認を行いました。
16:00 –窓口にてお時計をお預かりしました。
17:00 –会議に出席しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
21:00
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