時計修理工房の近藤でございます。
本日もたくさんのお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
当ブログ(時計修理の日々)は、お預かりするお時計、修理を完了したお時計、
合わせて、月間約1,000本の中から、ピックアップしてご紹介しております。
全てのお時計をご紹介できれば、それ以上のことはございませんが、
業務量の都合により、1日1本とさせていただいております。
何卒ご了承くださいませ。
本日はコルムのお時計をご紹介いたします。
宜しくお願いします。
今日のお時計【CORUM】
窓口にてお預かりしました、コルムのお時計でございます。
大切なお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
この度は、電池交換をしても動作が停止したままというご要望の元、
お時計をお預かりいたしました。
クォーツ(電池式)のお時計にはよくある症状でございます。
原因は、回路の不良、機械油の劣化、コイルの不良、歯車の不良など、
さまざまございますが、多くは、機械油の不良に起因します。
お時計には、潤滑を促す為の油が使用されていますが、
こちらが経年劣化を起こしますと、動作に負荷がかかります。
この負荷は、機械の消費電流が上がる原因となり、
電池の持つ電圧では動作しなくなってしまいます。
その他、電池が3ヶ月や、半年で消耗するようになるなど、
さまざまな症状が現れる原因となります。
機械を分解し、洗浄、組み上げ、調整などをすることで、
負荷を無くし、改善することが一般的な改善方法でございます。
しかし、お時計によりましては、回路、コイル、歯車などの内部部品が、
同時に破損していることもあり、その場合は交換を伴う、
機械の分解修理が必要でございます。
これは、お時計の内部を検査して、消費電流などの確認を行いますと、
おおよそ明確になりますので、弊社ではそのように実施しております。
T様よりお任せいただきましたこちらのコルムも、上記で説明したような、
症状であると存じますので、まずはお調べして、明確なお見積もりを、
ご案内させていただきます。
大切なお時計をお任せくださり、ありがとうございました。
弊社はコルムのお時計の修理も承っております。
お困りの症状がございましたら、是非お気軽にお申し付けください。
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –窓口にてお時計をお預かり致しました。
11:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
12:00 –休憩を頂きました。
13:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
14:00 –窓口にてお時計をお納め致しました。
15:00 –窓口にてお時計をお預かり致しました。
16:00 –必要資材の発注を行いました。
17:00 –打ち合わせを行いました。
18:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
19:00 –日報の作成
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
21:00
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