時計修理工房の柴野でございます。
本日もたくさんのご依頼・ご来店を誠に有り難うございます。

明日 10/31(土)は、朝10時から夕方5時までの営業でございます。
多くのご予約を有り難うございます。お気をつけてお越しくださいませ。

月に約500本、全国からお預かりしたお時計(完了品含め約1,000本)の中から、
スタッフが選んだ修理事例をブログでご紹介しております。
※すべてのお時計をご紹介しきれず恐縮ですが、
日々の修理実績の一例としてご覧いただけますと幸いです。

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さて、本日は カルティエのオーバーホールをご紹介させていただきます。

どうぞ宜しくお願い致します。

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今日のお時計【 Cartier 】

ご来店にてお預かりしましたのは、タンク アメリカン ミニ。

縦長でなだらかなカーブを描くケースが特徴で、
繊細なギョーシェ文字盤にブルースチールの長短針。

ケースの左右の縦枠(ブランカード)および上下のベゼルラインに沿って、
ダイヤモンドが2列にぎっしりとパヴェセッティングされており、
どの角度から光を受けても手元を華やかに輝かせます。

魚や爬虫類の鱗を思わせる立体的なコマが緻密に組み合わされたブレスレット。
普段の装いを格上げする特別なアクセントとしてはもちろん、
パーティーやドレスアップの場でも気品を添えてくれる名作です。

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お客様のご要望

いつから止まっているか不明です。
オーバーホール希望です。

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お時計の状態・修理のご提案

クォーツ(電池式)時計・機械式時計を問わず不調の原因を調べますと、
機械内部の「潤滑油の劣化」が原因であるケースが非常に多く見られます。

お時計のムーブメント(内部機械)には、
微細な歯車が滑らかに動くよう専用の潤滑油が注がれています。

しかし、長年ご愛用いただくうちに、
経年劣化によって油が乾いたり粘り気(固着)が出たりしてしまいます。

1. 油の劣化により、歯車同士の摩擦が増加

2. 通常よりも余分な力が必要になり、機械内部の消費電流が高くなる

3. 負荷に耐えきれず、一時的な針の停止や遅れ、完全な止まりが発生する

電池交換をしたばかりなのにすぐ止まってしまう場合も
この「消費電流の上昇」が起きている可能性が高いと言えます。

劣化した油をそのままにして無理に動かし続けると、
歯車などの微細なパーツが摩耗・破損し、大がかりな修理が必要になることもあります。

お時計本来の調子を取り戻すためには、パーツを一つひとつ分解し、
古い油や汚れを綺麗に洗い流して新しい油を注ぎ直す「分解掃除(オーバーホール)」が不可欠です。

ご愛用のお時計に「遅れ」や「止まり」の兆候が見られたら、
大きな故障につながる前に、ぜひ一度メンテナンスをご相談ください。

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修理完了

メールにて修理進行のご連絡をいただき、ありがとうございました。

さっそく職人の手によって内部機械をすべて分解し、
部品のひとつひとつを丁寧に洗浄いたしました。
その後、お時計内部の部品同士の摩耗を減らすための新しい油を、
各部品に適量を慎重に挿し直しながら、すべての部品を組み直しております。

一人の職人が責任を持ってお預かりしたため、
少々お日にちをいただきましたが、無事に修理が完了いたしました。
今回のメンテナンスにより、これからも長くご愛用いただけるものと存じます。

この度も大切なお時計をお預けいただき、誠にありがとうございました!
ご来店をお待ちしております。

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【お見積もりにつきまして】

現在、大変多くご利用いただいておりますため、
お時計をお預かりしましてからお見積りまで最大で2〜3週間のお時間がかかります。
電池交換のみの場合でも、動作テストなどで10日前後、お日にちいただいております。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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今日の業務

窓口でのお引き取りのお時計の準備。電話応対。
本日発送しますお時計の伝票発行、梱包・発送作業。
修理完了しましたお時計の最終チェック作業。修理報告書作成。
お電話とメールにて修理完了しましたお時計お渡し・発送のご連絡。
お見積もりの作成、メールとお電話にてご連絡。
ほか

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日報作成時間

20:00 –  20:25

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修理工房 柴野へのご相談はこちらから

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 【時計修理工房】 柴野が執筆しました。

スタッフの柴野です。 幼い頃より懐中時計を眺めるのが好きでして、祖父の所持していたシンプルかつ実用的なオープンフェイスから始まり、現在は観賞用としてフルスケルトンを愛でております。 ゼンマイが巻き上がるところも全て魅せ、楽しませてくれます。 今後は更にお時計の知識を深めるとともに、お客様からも様々なことを学ばせていただきたいと存じます。 そして、少しでもお役に立てますよう、お時計への想いを大切に、お客様の笑顔をたくさん拝見できますように頑張りますので、ご指導・ご愛顧の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。 頼りになる職人が揃っておりますので、どのようなことでも、お気軽にご来店・ご相談くださいませ。

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私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同