修理工房の近藤です。本日もたくさんのお問い合わせありがとうございます。

本日は、ガス記念日でございます。これは1872年10月31日に横浜市の大江橋から馬車道・本町通りにかけて十数本のガス灯が灯ったことを記念するものです。

本日はガスエスケープバルブをご紹介致します。宜しくお願い致します。

今日のお写真【ガスエスケープバルブ】

ガスエスケープバルブは、潜水時お時計の内部に溜まったヘリウムガスを放出するためのバルブでございます。
【ヘリウムエスケープバルブ】とも呼ばれ高い防水性能を持つお時計に装備されております。

通常のダイビングなどで潜るときは、普通の空気を圧縮したものを、タンクに入れて背負い、それを呼吸しながら、潜水します。空気の80%は窒素であり、窒素は普段は無害ですが、水圧の掛かった高圧下では「窒素酔い」という症状を引き起こすことがあります。もっと深い場所で、作業する作業ダイバーなどは、窒素なしの酸素とヘリウムの混合気体を使用します。
ヘリウムは分子が小さいため、長時間作業を行うと、お時計などの隙間からヘリウムが入り込みます。高圧下で入り込んだヘリウムですので、当然高圧です。従って、そのまま浮上して周りの圧力が下がってくると、お時計の中が周囲より高圧となり、お時計を壊してしまいます。
これを防ぐ為に中のヘリウムを放出する機構が「ガスエスケープバルブ」です。

今日のお写真はオメガのシーマスターでございます。

 

今日の業務目標

  • 見積を22件以上ご案内する。

今日の業務スケジュール

10:00 – 14:00 -見積作成、ご案内。
15:00 -休憩を頂きました。
16:00 –18:00 -見積案内、ご案内。

あすへの引き継ぎ事項

  • 11月がスタートします。11月の目標は1日見積25件ご案内することなので、毎日目指していきいます。

日報作成時間

20:00

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 近藤【時計修理工房】が執筆しました。

初めまして、時計修理工房 店長の近藤と申します。何卒宜しくお願い致します。 私は、見積りを整え、お客様にご案内する業務を中心に、大切なお時計をより安心してお任せ頂けるよう、実績やサービスの向上に努めております。 修理の不明点などございましたら、工程を事細かく説明を致しますので、お問い合わせください。 また、愛知県名古屋市の本社窓口に在籍しておりますので、窓口にいらした際には是非直接ご挨拶させて頂ければ幸いでございます。 お時計がお好きな男性のお客様は、お車がお好きな方が多くいらっしゃいます!私もその一人でございまして、休日は趣味の車を車庫から引っ張り出し走りに繰り出す事も…。 お車がお好きなお客様は、大切なお時計のお話と共に、ご愛車のお話も是非お聞かせ下さい。

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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同