修理工房の三島でございます。
本日も多数のお問合せ、ご依頼をいただきまして誠にありがとうございます。
本日は、BULOVA(ブローバ)のご紹介です。
こちらのブログでは毎日1本ずつ、お時計を紹介させて頂いておりますが、
こちらに紹介させて頂いているお時計は、
お預かりした中のごく一部でございまして、実際には1日に20〜30本ほどのお時計をお預りしております。
今日のお時計【BULOVA(ブローバ)】
ブローバ アキュスイス カークウッドのお時計をお預かりいたしました。
自動巻きクロノグラフタイプ(ストップウォッチ機能)のお時計でございます。
分厚いステンレスケースで重厚な雰囲気ですが、ネジ止めでスケルトンの裏蓋を採用しておりますので、防水性の高いモデルというわけではございません。
文字盤側もスケルトンになっており、カレンダーディスクやムーブメントの一部が見えるデザインになっております。
ブローバは文字盤側のスケルトンも多いメーカーとなっております。
ご要望
ストップウォッチの針が12時位置にもどりません。カレンダーの窓の枠の部品が取れました。
修理予測
こちらは自動巻きの機械式のモデルとなりますので、クオーツモデルのように針のリセット位置の調整機能はついておりません。
針の12時位置ずれにつきましては、内部開封して、針を正しい位置に取付け直す修理になるかと存じます。
機械式の時計の針の位置ずれにつきましては、針部品自体が劣化や破損して起きる場合がございます。
針部品は“はかま”と言われる細い筒状の根本がございまして、歯車の軸の先から伸びる芯にはかまの筒がはまる事により固定されております。
分解を想定した作りとなっておりますので、ある程度硬く固定されるものですが、接着などはされてないため、どうしても振動や衝撃で緩んでしまう事がございます。
何度も外れる不具合があると、はかま部分が劣化や破損して、取付けができなくなってしまう事がございます。
針の修理も試みますが修理で改善しない場合は、針交換が必要になってくることもございます。
カレンダーの枠の部品につきましては、文字盤内に脱落しておりますので、再接着修理になるかと存じます。
針部品のズレや文字盤上の装飾の外れの症状につきましては、
時計に対する衝撃や振動にて発生する事が多くございます。
こちらのお時計も何かしらの衝撃や振動により、不具合が生じた可能性がございます。
これより、針や文字盤を詳しく点検させて頂きます。
この度は、ご用命いただきまことにありがとうございます。
【お見積もりにつきまして】
現在、大変多くご利用いただいておりますため、
お時計をお預かりしましてからお見積りまで最大で2〜3週間のお時間がかかります。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
今日の業務目標
できるだけ多くとのお問い合わせにご対応いたします。詳しく拝見させて頂きます。
この度はご用命いただきありがとうございます。
今日の業務スケジュール
10:00 – 10:30 – 休業時間中にコールセンターにお電話いただいた方にご連絡いたします。
10:30 – 11:00 – メールやお電話でいただいたお問い合わせ、ご連絡の対応をいたします。
11:00 – 13:00 – お見積りのご連絡に対しての返答のご対応をいたします。
13:00 – 14:00 – 休憩をいただきます。
14:30 – 15:30 – 無料の梱包ボックスをご用命いただいた方へ発送手続きをいたします。
15:30 – 20:00 – メールやお電話でいただいたお問い合わせ、ご連絡の対応をいたします。
明日への引き継ぎ事項
- お電話、メール、窓口にて寄せられたお問い合わせにお応えいたします。
日報作成時間
20:00
(70088)
コメントを残す