修理工房の三島でございます。
本日も多数のお問合せ、ご依頼をいただきまして誠にありがとうございます。
本日は、GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ)のご紹介です。
こちらのブログでは毎日1本ずつ、お時計を紹介させて頂いておりますが、
こちらに紹介させて頂いているお時計は、全てではございません。
お預かりした中のごく一部でございまして、
実際には1日に20〜30本ほどのお時計をお預りしております。
日本全国からご郵送にてお預かりしておりますが、
愛知県名古屋市西区の店舗窓口で直接のお預かりも行っております。
今日のお時計【GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ)】
ジラール・ペルゴのお時計をお預かりしました。
ジラール・ペルゴというメーカー名は、時計技師のコンスタン・ジラールさんが、
マリー・ペルゴさんと結婚したことをきっかけに、
メーカー名を二人の姓をとって「ジラール・ペルゴ」としたのがスタートだそうです。
ジラール・ペルゴの前身は、ジラールさんが働いていた時計工房に遡りまですが、
スイスで最も古くから続くメーカーの1つになっており、
前身の工房まで含むと200年以上前にスタートしたことになります。
ご要望
巻き上げ不良になりました。
この度は大切なお時計をお任せいただきありがとうございます。
巻き上げ不良とは、自動巻きのローターを回したり、
手巻きを行ったりして、ゼンマイを巻き上げて作動しますが、
巻き上げ量に対して、ゼンマイの持続時間が短い症状のことを指します。
一般的な機械式のお時計は、いっぱいまで巻き上げると40時間以上は、
ゼンマイが持続しますが、持続せず止まってしまいます。
原因としては、機械内の油の劣化により、巻き上げ機構の動作が悪くなっている場合や、
部品の摩耗や緩み、部品外れ、ゼンマイ部品の劣化や破損が考えられます。
オーバーホールや不良部品の交換が必要になります。
工程としましては、内部の機械を全て分解し、部品一つ一つに付着している劣化した油脂や汚れ、細かい塵埃を除去いたします。
その後、お時計内部の部品同士の摩耗を減らすための新しい油を、部品ひとつひとつ丁寧に挿し直しながら組み直し作業を致します。
その際に、交換の必要な部品を新しいものに変えて組み直し致します。
これより、詳しく拝見させて頂きます。
この度は、ご用命いただきましてありがとうございます。
【お見積もりにつきまして】
現在、大変多くご利用いただいておりますため、順番にご案内しておりますが、
お時計をお預かりしましてからお見積りまで最大で2〜3週間のお時間がかかります。当工房で、修理の料金表を定めておりません。すべてのお時計をお預かりし1つ1つ拝見してお見積りをさせて頂いております。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
今日の業務目標
できるだけ多くとのお問い合わせにご対応いたします。詳しく拝見させて頂きます。
この度はご用命いただきありがとうございます。
今日の業務スケジュール
10:00 – 10:30 – 休業時間中にコールセンターにお電話いただいた方にご連絡いたします。
10:30 – 11:00 – メールやお電話でいただいたお問い合わせ、ご連絡の対応をいたします。
11:00 – 12:00 – お見積りのご連絡に対しての返答のご対応をいたします。
12:00 – 13:00 – 無料の梱包ボックスをご用命いただいた方へ発送手続きをいたします。
13:00 – 14:00 – 休憩をいただきます。
14:00 – 20:00 – メールやお電話でいただいたお問い合わせ、ご連絡の対応をいたします。
明日への引き継ぎ事項
- お電話、メール、窓口にて寄せられたお問い合わせにお応えいたします。
日報作成時間
20:00
コメントを残す