木曜日と金曜日にお休を頂き、金沢にある知人のお店に行ってきました。ランチなのですが、煮物・焼き物・揚げ物・刺し身等々10品近い手の込んだお料理と釜で焚いたご飯、おかわりするたびに内容が変わるお味噌汁がついて、880円と大変お値打ちなのに贅沢なランチでした、また機会があったら訪問したいと思います。
今日は、お客様からお預かりしたお時計のなかから、シクラのお時計をご紹介させていただきたいと思います。
宜しくお願いします。

今日のお時計【シクラ】

お預かりしたお時計は、お客様が2週間ほど前にオークションで落札されたとの事で、入札後に「リューズが社外製」「カレンダー不動」「インナーベゼルが作動しない」といった注意書きに気づかれたそうです。リューズの交換を含め、修理できる所はないかネットで調べ当工房にご来店頂きました。誠にありがとうございます。
更にお話しをお伺いしますと、お時計自体は40年前の物なので、ベゼルや内装部品を含め、修理部品が見つかるかどうかが、難しく、修理のご提案を出来るか即答できないとお伝えさせて頂きました。先ず私達が工房・部材屋等に問合せを行い調査し、どうしても部品が見つからないようでしたら、お客様が中古時計を探して頂き、

「最終的に流用することで何とか修理できないか考えましょう」

とご相談させていただきました。お客様はお時計のケースの美しさが大変気に入ってらっしゃり、何とか修理出来ないかお困りでしたので、出来る限りのお手伝いをさせていただきたく存じます。
明日より部材業者・メーカーを含め連絡を行い、できるだけ早く修理のお見積をお客様にご報告を行いたいと考えております。

今日の業務目標

  • 頂いたメールをしっかり読んで、丁寧にお返しする。
    本日頂いたメールの全ての対応を終わらせることができませんでした。職人に問合せ回答が必要なものは、明日改めてご回答させていただいきます。

今日の業務スケジュール

10:00 – 14:00 メールでお問合せ頂きましたお客様へご連絡を差し上げました。
14:00 – 16:00 郵便局にお時計の引取に伺いたしました。
16:00 – 21:00 メールでお問合せ頂きましたお客様へご連絡を差し上げました。

あすへの引き継ぎ事項

  • 出来る限り多くのお客様へお見積のご案内を差し上げます。

日報作成時間

21:00 – 21:30

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 奥平【時計修理工房】が執筆しました。

幼少の頃は工作方眼紙で飛行機から小物入れ、合体ロボットに至るまで自分で考え、作る事に喜びを感じておりました。 デザイン科を専攻してDTPに触れることで、印刷等のデザインを専門的に学びました。 職歴は店舗の運営や店舗設計、運送会社の運行管理者や、障害者雇用、印刷業務内製化のコンサルタントを経験し、去年より時計修理工房で働かせていただきながら時計の勉強を行う日々です。 色々な企業、業種で培った知識、技術を時計修理工房で活かしていきたいと思っております。

奥平【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同