私たち時計修理工房の業務に関心をお寄せくださいまして、まことにありがとうございます。このページではRADO(ラドー)の【時計修理】全般に触れた日報(ブログ)を集めて、ご覧いただけるようにしました。RADO(ラドー)を所有なさるお客様のお役に立てば幸いです。

機械式の腕時計は、ひとの英知の結晶と申しても良いかと存じます。顕微鏡で確かめねば見えないほど細かな歯車、絶妙なバランスをもって動き続ける機構、そして美しい意匠は文字盤や針だけでなく、ガラスやベゼル、果てはベルトによって構成される次第です。ひとつの時計を組み立てるために数十、数百という職人が関わることは決して珍しくありません。

お客様もよくよくご存知のことと思いますが、機械式の腕時計は精度が命。ほんの少しだけ、たったひとつのパーツが傷むだけで、全体の調和を失って破綻してしまう、繊細さの上に成り立っております。精度の高いクォーツ式の時計が国内メーカーから発表されて数十年が経過したいまも、RADO(ラドー)をはじめ機械式の腕時計を愛される方が多くいらっしゃるのは、その儚さゆえかもしれません。

私たち時計修理工房は、いまから約4年前に愛知県名古屋市で小さく始まりました。腕時計の修理を依頼するところをお探しになるお客様、一人一人と向き合い、確かな腕をもつ職人に委ねて、5年でも、10年でも長くご愛用いただけるように努めてまいりました。お客様が私たちを選ばれる理由は、価格の面は勿論ですけれども、そのときに必要最低限の修理をご提案して差し上げる姿勢を、高く評価いただいているものと存じます。

いまだに社内でも語り継がれるエピソード…交通事故に遭われて、時計のベゼルに傷が生じたお客様。表面研磨のご用命をくださいましたが「この傷は、思い出として残されては如何でしょうか?」とご提案を差し上げ、喜ばれた経験がございます。無くそうと思えば、無くせる傷でございましたが、そのときお客様がどのようなお気持ちにいらっしゃるかを考える、私たちらしい姿勢です。

修理の内容は幅広く、とくべつRADO(ラドー)にこだわりはございません。有名なブランドも、無名のブランドも対応させていただきますし、海外で購入なさったものも、喜んで対応をさせていただきます。(保証書や外箱すらも、私たちにはあまり大きな意味を持ちません。)オーバーホール(分解修理)、リューズやゼンマイの交換、ガラスの交換に、表面の研磨。ときにはダイヤルリダンといって、文字盤を描き直すこともございます。

いずれにせよ私たち時計修理工房は、お客様のご意向を尊重することを第一に考えて、大切なRADO(ラドー)を長くご愛用いただけるよう、精一杯のご案内に努める所存です。お時計の状況を拝見して、まずは必要最低限の工程と費用をお伝えするために少しお時間をいただきますが、5年先、10年先も快適にお使いいただけますように、できる限りのことをして差し上げたいと考えております。

なお【オーバーホール】など時計修理の詳細については、弊社のホームページ( www.w-repair.jp )に記載をしております。お困りのこと、お悩みのことがあれば、どんな些細なことでもご相談ください。お客様が何より大切になさいますRADO(ラドー)を、お客様よりも丁重にお預かりして、ご希望に沿うよう努めてまいります。何卒、よろしくお願い申し上げます。



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RADO アンティークのオーバーホール、バックル修理が完了いたしました。(東京都葛飾区/Y様)

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