時計修理工房の柴野でございます。
本日もたくさんのご来店・ご依頼を誠に有り難うございます。長らく保管させていただいているお時計のご連絡を差し上げますと、年内には・・・と多忙なお客様や、「忘れてたー!!!」と慌てられるお客様、ご事情は様々でございます。年内にはお手許にてご愛用いただけますよう、ご来店を心よりお待ち申し上げます。

さて、本日は RADOの文字盤修理をご紹介させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。

今日のお時計【ラドー】

1917年から始まりますラドーの歴史。革新的なデザインと美しさで、世界的に評価の高いブランドでございます。
お預かりしましたのは LUMINO シリーズのグリーンラメダイアル。横型の楕円形が特徴的で、深いグリーンのグラデーションに端正なバーインデックスが美しいダイアル。12時の位置にラドーの回転式のアンカーマークがございますアンティークのお時計でございます。

祖父から受け継いだものです。
文字盤の1時の飾りが取れてしまったため接着して下さい。

お時計を拝見いたしましたところ、お客様のおっしゃる通り、1時のインデックスが外れ落ちておりました。
早速、職人に委ねてインデックスの接着を丁寧に、慎重に行わせていただきました。

問題なく最終チェックも完了し、大切に保管しております。K様、ご来店のご連絡をお待ちしております!
この度はご用命くださり、誠に有り難うございました。

お時計の文字盤のインデックス接着や針の外れなど、是非お気軽にご相談くださいませ。

 

「ラドーのお時計は、【ラドーのための修理工房】のページでも受け付けております。」

より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。

https://wr-rado.com/

 

今日の業務目標

  • ご来店のご予約が多いため、手際良くご案内できますよう準備をいたします。

今日の業務スケジュール

10:00 – お電話不通でしたお客様へ再度ご連絡。修理報告書作成。電話応対。
10:30 – 到着しましたお時計のレコード登録・状態確認作業。
13:30 – 職人へ発送するお時計の梱包作業、発送準備。
14:20 – 休憩をいただきました。
15:15 – 部品調達にお時間がかかっておりますお時計のお見積り納期延長お願いのご連絡。
17:00 – 窓口にて、完了しましたお時計のお渡し。電話応対。
18:00 – 窓口にて、お時計のお預かりとレコード登録・状態確認作業。
19:00 – 長らく保管いたしておりますお客様方へご来店のご予定を伺いました。

日報作成時間

18:30 –  19:30

年末年始休業のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社の年末年始の営業は、下記の通りとさせていただきます。

12月28日 10〜13時 短縮営業
12月29日〜1月4日  休業
1月5日〜      通常営業

皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご容赦願います。

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 【時計修理工房】 柴野が執筆しました。

スタッフの柴野です。 幼い頃より懐中時計を眺めるのが好きでして、祖父の所持していたシンプルかつ実用的なオープンフェイスから始まり、現在は観賞用としてフルスケルトンを愛でております。 ゼンマイが巻き上がるところも全て魅せ、楽しませてくれます。 今後は更にお時計の知識を深めるとともに、お客様からも様々なことを学ばせていただきたいと存じます。 そして、少しでもお役に立てますよう、お時計への想いを大切に、お客様の笑顔をたくさん拝見できますように頑張りますので、ご指導・ご愛顧の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。 頼りになる職人が揃っておりますので、どのようなことでも、お気軽にご来店・ご相談くださいませ。

【時計修理工房】 柴野が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同