時計修理工房の近藤です。本日もたくさんのお時計をお預けいただきありがとうございます。大型連休も終わりがけですね、今日の名古屋は雨でした。本日のお時計の着荷はRADOのお時計が多いように感じました。RADOのお時計は1958年にスイスから輸入販売が開始され、日本で最初に発売されたのが「ゴールデンホース」というモデルと言われています、今でも歴史のある時計屋さんなどでは輸入時計の事を「舶来時計」と呼んでいるようですが、正に「RADOゴールデンホース」が日本の高度成長期の舶来時計ブームの走りと言える時計です。

今日のお時計【ウブロ】

お時計の素材は、ステンレスを始めチタン、ゴールドなどが多く使われておりますが本日お預け頂きました(神奈川県川崎市/Y様)のウブロのお時計の素材はなんとカーボンファイバー!です。カーボンファイバーは炭素繊維のことであり、単にカーボンと呼ばれることが多いのですが、名の通り素材のほとんどが炭素からできている繊維です。炭素を含んだ樹脂を繊維化し、それを高温で焼いて炭化させて作ります。高温処理によって炭素分子が独特の強い結晶構造で結びつくため、「軽くて丈夫」という大きな特徴を持ちます。この特徴を生かして、スポーツ用品などの身近な製品から航空宇宙分野まで様々な用途で利用されています。そんなカーボンファイバーを全体に使用した珍しいお時計なので紹介させて頂きました。このウブロはガラス修理希望ということで早速職人に問い合わせたところ、メーカー修理になってしまうかも知れませんと言われしまいましたが、修理完了した際はもう一度このお時計について書かせていただきたいと思います。

今日の業務目標

  • 少し接客の幅が広がってきたので、少しずつ店頭受付けを行う。

今日の業務スケジュール

10:00 – お時計の着荷が遅れておりましたので、工房から戻ってきたお時計の整理。
11:00 -本日着荷したお時計の受付
12:00 -本日着荷したお時計の受付
13:00 -本日着荷したお時計の受付
14:00 -休憩をいただきました
15:00 -本日着荷したお時計の受付
16:00 -本日着荷したお時計の受付
17:00 -本日着荷したお時計の受付
18:00 -本日着荷したお時計の受付
19:00 -本日着荷したお時計の受付
本日も連休明けで1日受付業務をしておりました。
最近北海道からのお問い合わせが多く感じます。遠くからお送りいただきありがとうございます

 

あすへの引き継ぎ事項

  • また土日を挟むので、月曜日に着荷するお時計の受付業務を迅速に行う。
  • 初見のお時計は検索し、少しでも多くの知識を蓄える。

日報作成時間

19:00 – 20:00

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 近藤【時計修理工房】が執筆しました。

初めまして、時計修理工房 店長の近藤と申します。何卒宜しくお願い致します。 私は、見積りを整え、お客様にご案内する業務を中心に、大切なお時計をより安心してお任せ頂けるよう、実績やサービスの向上に努めております。 修理の不明点などございましたら、工程を事細かく説明を致しますので、お問い合わせください。 また、愛知県名古屋市の本社窓口に在籍しておりますので、窓口にいらした際には是非直接ご挨拶させて頂ければ幸いでございます。 お時計がお好きな男性のお客様は、お車がお好きな方が多くいらっしゃいます!私もその一人でございまして、休日は趣味の車を車庫から引っ張り出し走りに繰り出す事も…。 お車がお好きなお客様は、大切なお時計のお話と共に、ご愛車のお話も是非お聞かせ下さい。

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▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

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私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同