本日もご来店、お問い合わせをいただきありがとうございました。
今週末は11日(祝・土)が祝日につき、土曜、日曜両日が店休日となります。そのため、明日が今週の最終営業日でございます。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様からお預かり致しましたガガ・ミラノのお時計をご紹介致します

今日のお時計【ガガ・ミラノ】

R様より修理のご用命をいただきましたのは、ガガ・ミラノのマニュアーレ。
懐中時計をベースに、イタリア生まれらしく大胆で芸術性の高いデザインが特徴的でございます。有名スポーツ選手のおかげで、さらに知名度も上がり人気の同ブランドは、当工房におまかせいただく様々なブランドのなかでも、とても多く拝見しております。
作動が停止してしまったとご相談をいただきました。内部を拝見してみますと、筒カナ部品の破損が原因となっておりました。(筒カナとは?こちらを参照ください。)
しかしながら、修正のみでのお直しが出来かねることから、ムーブメント機械一式の交換をご提案いたしました。イタリアやスイス以外の他国製ムーブメントが使用されていることから、いくらか入手が叶いやすい点は同ブランドの長所でございますね。
新しい機械に入れ替え、無事にふたたび時を刻むようになりました。ファッションに合わせ、これからも長くご愛用いただけることと存じます。このたびは大切なお時計をお任せいただき、誠にありがとうございました。【23094】

今日の業務スケジュール

10:00 – 本日受け取った2工房からの修理完了品、またはキャンセル等のお時計を全て点検し、お客様へのご報告、梱包を含め、お手元へお納めする準備を行いました。また、
12:00 – 休憩を取りました。
13:00 – 郵便局さんの集荷の時間まで、ふたたび梱包等の準備を行いました。
15:00 – 本日工房窓口に到着したお時計の、状態確認と状態の撮影を補助いたしました。
18:00 – 昨日うかがった、各工房からのお見積りや修理完了の期日についてのご返答をいただき、お客様へのご報告を行いました。

あすへの引き継ぎ事項

  • 週末にやり残しのないよう、お時計のお納め業務に徹します。

日報作成時間

18:40 – 19:05

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 石川【時計修理工房】が執筆しました。

静岡県出身、現在は愛猫2匹と名古屋市に在住。これまでアパレル・販売業に従事しておりました。 時計修理工房の中では新参者ですので、日々たくさんのお時計に触れることが勉強です。特に、お客様や職人さんと世間話やお時計にまつわるお話しをすることが好きです。お電話でのご連絡や、名古屋市西区那古野のサービス窓口にて、お客様にお目にかかる時にはどうぞよろしくお願いいたします。

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私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同