本日も、大変蒸し暑い中、ご来店頂き誠にありがとうございます。私も所用で外に出たのですが、5分もしないうちに汗塗れになってしまいました。そんな日であるにも関わらず、多くのお客様にご来店頂き大変慌ただしく仕事をさせていただきました。今日は、お客様からお預かりしたお時計のなかから、ファーブル・ルーバをご紹介させていただきたいと思います。宜しくお願いします。

今日のお時計【ファーブル・ルーバ】

本日M様からお預かり致しましたお時計は、今回で3回目のお預かりになります。
初めてお預かりした時は、オーバーホールとガラスの交換を行わせて頂き、2回目は裏押という部品の加工、修理をさせていただきました。今回は8時から9時の間で秒針が引っかかるようになってしまったということで、お客さまよりご連絡を頂き、再度お預かりをさせていただきました。
2年の間で3回の修理となってしまいました事を、大変申し訳なくお詫びをさせていただいたのですが、お客様からは「古い時計ということもあり、他の時計店が見てくれないこの時計を修理してくれる事がありがたい」と、暖かいお言葉を頂きました。
申し訳ない気持ちで一杯だったのですが、温かい言葉頂き安堵致しました。今度は私達がお時計をしっかりお直しすることで、お客さにお応えさせてい頂きたいと思っております。
お時計はガラスに合わせて文字盤もカーブを描くデザインのためか、針達の空間が狭く、少し反ったり、抑えが効かないと直ぐに接触をしてしまい、引っかかってしまうとのことでございます。繊細なお時計ですので職人と力を合わせしっかりお直ししてお納めしたいと考えております。

今日の業務目標

  • 頂いたメールをしっかり読んで、適切にお答えする。
    →ご質問、ご依頼に的確にお返しできました。

今日の業務スケジュール

10:0011:30 お客様にお見積のご連絡をいたしました。
11:30 – 14:30 お客様に頂いたメールにご返答いたしました。
14:30 – 15:30 休憩を頂きました。
15:00 – 19:00お客様に頂いたメールにご返答いたしました。

あすへの引き継ぎ事項

  • お見積のご提案をまとめ、お客様に報告いたします。

日報作成時間

19:00 – 19:30

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 奥平【時計修理工房】が執筆しました。

幼少の頃は工作方眼紙で飛行機から小物入れ、合体ロボットに至るまで自分で考え、作る事に喜びを感じておりました。 デザイン科を専攻してDTPに触れることで、印刷等のデザインを専門的に学びました。 職歴は店舗の運営や店舗設計、運送会社の運行管理者や、障害者雇用、印刷業務内製化のコンサルタントを経験し、去年より時計修理工房で働かせていただきながら時計の勉強を行う日々です。 色々な企業、業種で培った知識、技術を時計修理工房で活かしていきたいと思っております。

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私たち時計修理工房は、
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とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同