時計修理工房の近藤でございます、本日もたくさんのお時計をお任せくださいまして、誠にありがとうございます。
本日はCartierのお時計のバックル修理をご紹介致します。宜しくお願いします。
今日のお時計【Cartier】
本日窓口にお越しくださいました、K様のCartierでございます、大切なお時計をお任せ頂き誠にありがとうございます。
この度は、バックル部分の留まりが以前より緩くなってしまったとご相談を頂き、修理するための見積もりをご依頼くださいました。
お預かりしましたモデルはCartier・Roadster GMT でございます、バックルの形状は観音開きタイプでして、6時側は留まるのですが、12時側は一切留まらない状況となっております。
バックルが留まらなくなる原因は2つあります、
1つ目は、バックル自体の磨耗でございます。
長年ご愛用頂きますとどうしても金属疲労により磨耗します、そうしますとカチッと留まる爪の部分がしっかりと留まらなくなり、留まりが緩いという症状に直結します。
2つ目は、バックルの歪みでございます。
こちらは重量があるお時計に多い症状でございます、この度お任せ頂きましたK様のCartier・Roadster GMTもそうですが、重量がある大型のモデルで、金属ブレスレットがバックル側に連れて細くなっており、バックルが少々小柄の為、負担がかかりバックルが歪みます。またバックルを外される際に、強い力が加わることで歪む場合もございます。
症状の改善は、噛み合いなどがずれていないか、バックルの土台と、上面のカーブの形状に相違はないかなど、
さまざまな項目を確認し、修正致します。
※磨耗が進んでいる場合は、修正が難しく、完全に症状が緩和しない場合もございます。
まずはバックル部分を詳しく検査し、修正のご提案を致します。
時計修理料金の概要
・バックルの修正
修正に掛かる費用は、5,000円前後が多い金額帯でございます。
今日の業務目標
・お客様をお待たせしない様、予めスムーズにご案内する段取りをする。
・見積りが遅れている案件を把握し、ご案内できる様務める。
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積りを整え、ご案内致しました。
12:00 –ホームページのお問い合わせ数を解析し、会議資料の作成。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整えました。
15:00 –見積もりのご案内。
16:00 –職人にお時計をお任せ。
17:00 –窓口にてお時計をお納め致しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内しました。
19:00 –日報の作成
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
21:00 – 21:15
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