修理工房の近藤でございます。本日もたくさんのお問い合わせ誠にありがとうございます。
本日は、オメガのお時計の研磨仕上げをご紹介致します。宜しくお願いします。
今日のお時計【OMEGA】
ご郵送にてお任せ頂きました、T様のオメガ・シーマスター でございます。
この度は、オーバーホール、研磨仕上げを行いました。
(大切なお時計をお任せくださり、誠にありがとうございました。)
※コーアクシャル機構のお時計もオーバーホール可能でございます。
研磨仕上げは、ケースと、ブレスレットの両方をご希望頂きました。
研磨仕上げ後は、このように専用フィルムを被せて保管をしております。
研磨仕上げ前と、研磨仕上げ後で比較していただけますと良いですが、
あいにくこちらのお時計は、比較画像を用意しておりません。
(誠に申し訳ございません…)
容易にフィルムを剥がせる部分のみでございますが、
可能な限りお見せしたいと存じます。
まずはバックル側面でございます。
バックルは常に腕の下向きにありますので、
傷がついてしまう事が多く、また深い傷が多いです。
研磨仕上げでは、刻印が薄くならないように考慮致します為、
深い傷や、打痕は除去出来ない場合がございます。
フェイス側でございます。
光のあたり具合にもよりますが、表面の光沢は一目瞭然でございます。
(もともと傷が少ない綺麗な時計でございました為、
研磨仕上げを行いましても除去出来なかった傷は少ないです。)
ケース側面はこのようになっております。
ヘアラインや鏡面、サテン仕上げなど様々な仕上げに対応しております為、
本来の質感を表現することはもちろん、ヘアラインの部分を鏡面にする事も出来ます。
研磨仕上げ専属の技術者が、お時計の美しいフォルムを崩さないよう、
細心の注意を払い作業を行なっております為、ケースの形が不恰好になってしまう心配は必要ありません。
※強い打痕は消えておりません。(ケースラグ部分)
裏蓋の角の隅まで研磨仕上げを施しております。
以上画像を含むご紹介でございました。
研磨仕上げは、素材や形状問わず承っておりますが、
稀に研磨仕上げできない構造や、素材がございます為、一度お預かりして確認しております。
(チタンの研磨仕上げも行いますが、素材の純度により白くなるチタンがございます為、
そのような素材は研磨仕上げできかねます。)
部分的な研磨仕上げも承っております、ご希望の場合はお申し付けください。
「オメガのお時計は、【オメガのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-omega.com
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –窓口にてお時計をお預かり致しました。
11:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
12:00 –休憩を頂きました。
13:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
14:00 –窓口にてお時計をお納め致しました。
15:00 –窓口にてお時計をお預かり致しました。
16:00 –必要資材の発注を行いました。
17:00 –打ち合わせを行いました。
18:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
19:00 –日報の作成
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
20:00
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