時計修理工房の近藤でございます。
ご覧くださり、誠にありがとうございます。
本日は、【文字盤】の修理につきまして、お話しをいたします。
宜しくお願い致します。
今日のお時計【SEIKOの文字盤】
本日は、文字盤の修理につきまして、お話しをさせていただきたく存じます。
文字盤は、お時計の機械(ムーブメント)の上に固定されており、
中心には歯車の軸が出る穴、カレンダーがあるお時計は窓がございます。
長らくご使用いただくことで、色が褪せたり、変色したり、
湿気が混入することで塗料が剥がれてしまったりと、さまざまな症状が発生する部品です。
基本的には、交換が必要と判断されるかと存じますが、部品の供給が無い場合や、
メーカーより入荷できない状況の場合は、リダン仕上げと呼ぶ作業が有効です。
簡単にご説明いたしますと、文字盤の塗料を剥がし、状態を整えた上で、
再印刷を施し、見た目を綺麗にする作業でございます。
ロゴや、インデックス、装飾などは一旦外して、印刷の後に再度取り付けを、
実施いたしますので、無くなってしまうことはございません。
あくまで再印刷でございますので、見た目は似ていても色合いや、文字のフォントなどが、
若干変わる場合もございますが、その違いを探すのには苦労するほどの仕上がりかと存じます。
オリジナルの状態とは異なるということを、予めご了承の程お願い申し上げます。
弊社では、リダン仕上げの実績が多数ございます。
文字盤の変色や、色褪せ、水シミなどでお困りの場合は是非一度実施できるかの、
お見積もりをさせていただきたく存じます。
特殊な作業でございますので、お費用は35,000円〜と、高額でございます。
また、特殊なモデルなどは、50,000円前後のお見積もりとなる場合がございます。
作業の納期につきましては平均2ヶ月、長くて3ヶ月ほど要します。
デザインを1から作成する場合もあり、長らくお時間がかかりますと、
予めご了承の程お願い申し上げます。
現在は生産が終了しており、新たな文字盤が入手できないお時計や、
メーカーでは修理の受付を終了しているお時計、さまざまなご事情があるかと存じます。
可能な限りご提案ができるように努めておりますので、
お困りの際は是非、弊社にお問い合わせいただけますよう、お願い申し上げます。
時計修理工房
近藤
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
12:00 –お問い合わせデータを元に会議資料を作成しました。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
15:00 –担当の職人に修理状況の確認を行いました。
16:00 –窓口にてお時計をお預かりしました。
17:00 –会議に出席しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
20:00
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