深夜から早朝にかけて降り積もった雪で、名古屋の街も電車の遅延や道路の渋滞で大騒ぎでございました。身を刺すような寒さとお足元の悪い中ではございますが、本日もご来店いただいたお客様が多く、スタッフ一同驚きと感謝の連続でございました。ありがとうございます。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様よりお預かりさせていただいたブルガリのお時計をご紹介致します。
今日のお時計【ブルガリ】
ベルト交換をご依頼いただき、郵送にてお預かりさせていただいたG様のブルガリのお時計。どんなベルトに交換するのが良いかお客様と相談してください、と職人さんよりお言葉をいただき、本日G様に直接お電話を掛けさせていただきました。
革のベルトは長年のご愛用が伝わるほどにほつれや破れが見受けられ、ブランド名の刻印された尾錠(留具)が付属しておりました。
お時計のケースのお色や全体のイメージを壊さないためにも、このもともと付属している尾錠を活かしてベルトを交換する必要があると存じ、事前に職人さんに元の尾錠が活かせるかどうかを相談致しました。選ぶベルトによっては使用できるが、やや特殊な尾錠の幅の場合には使用できない可能性がある、とのことでございました。
「元のものが使えないのであれば仕方ありませんね・・。それでも修理して使いたいので、どうぞ宜しくお願いします。」
G様の大切なお時計であるということが、お声の温度を持って伝わりました。
実はベルトをカタログから選択して指定することは、私石川が担当することは初めてでございました。不慣れながら、どうにか現在のイメージに近いベルトをご用意したく上司の岸さんにご相談致しました。そして、岸さんに教えていただきながら、もとの尾錠が使えるようなサイズかつお色味や材質、模様が瓜二つのベルトを見つけ出しました。
明日、職人さんにお伝えし問題がないようでありましたらベルトのご用意をして頂く予定でございます。G様はもちろん、私も仕上がりを想像し今から心待ちにしております。【16709】
「ブルガリのお時計は、【ブルガリのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-bulgari.com/
今日の業務スケジュール
10:00 – 振込等を行うため銀行まで外出致しました。
11:00 – 本日修理完了しているお時計約30本の簡易的な納期別の振り分けを行い、本日発送するお時計をご用意致しました。
14:00 – 本日発送する12本のお時計の最終点検、お客様へのご連絡および発送の準備を行いました。
15:00 – 休憩を取りました。
16:00 – 引き続きお時計の発送作業を行いました。
18:00 – 本日お時計の修理代金をご入金いただいたお客様へ御礼のご連絡を差し上げました。
あすへの引き継ぎ事項
- 12656のお客様の修理進捗状況を職人さんおよびメーカーに確認しておりますので、状態が判明次第すぐさまご報告のご連絡を差し上げます。
- 16324のお時計を、到着日時指定を忘れずに発送致します。
日報作成時間
18:45 – 19:10
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