バレンタインデーということで、スタッフのあいだでもささやかなチョコレート交換を行いました。当窓口からもほど近い、名古屋高島屋でのチョコの祭典「アムール・ドゥ・ショコラ」は日本でも最大級規模のイベントだそうで。いつか足を運んだときには、ひとつのチョコを購入するのにも行列に並んだ記憶がございます。特に女性のお客様は、かけつけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。冬に楽しめる最後のイベントを終え、そろそろ春が恋しくなりますね。
本日もご来店、お問い合わせをいただき誠にありがとうございました。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お時計のカレンダー操作における注意点をご紹介致します。
【カレンダーの日付切替における操作禁止時間帯】
「カレンダーの日付が変わらなくなってしまいました。」
などの、カレンダーにまつわる不具合のお問い合わせを頻繁にいただきます。
日付表示付きのお時計はどのようなブランドにもラインナップされており、お使いいただくうえでも重宝する機能でございます。しかし、時刻のほかにプラスされた機能だということは、そのぶん歯車などの部品数も増えることとなり、より複雑で繊細化します。そのため、操作も慎重に行わなくてはなりません。
使い慣れれば、ついつい誤った操作をしてしまうものです。身につけようとした時に「あれ?動作が止まっている。」となれば、時刻とカレンダーを合わせますね。そこで、いきなりカレンダーを操作してしまいますと、もとの示す時刻によっては、歯車に削れなどの破損をきたしてしまいます。その操作禁止時間帯(目安)としましては、午後8時から午前4時。この間は、カレンダーを先の日付へ送る歯車と、数字の印字されたディスクがかみ合う状態になっております。そのため、リューズから操作の力を与えることで余計な作用を与え、歯車に削れをきたしてしまうということです。
カレンダーを操作するときには、まず時刻を「午後8時から午前4時」を避けるように設定します。(職人さんからうかがい、スタッフは午後12時過ぎあたりにまず時刻を合わせます。)その後、カレンダーを前日の日付に合わせます。最後に、時刻を現在のリアルタイムに合わせるようにします。急いで・あせって行わないことが大切でございますね。
もしも、禁止時間帯に操作してしまい、カレンダーに不良が起こったら・・・。過去、同症状のお時計を数多くお直ししてまいりました、当工房の職人さんにおまかせください。
今日の業務目標
- タイムスケジュールを組み立てて行動します。お時計のお納めを行う業務・工房やお客様へ期日のご連絡を行う業務・その他雑務を時間の区切りをつけて実施します。→途中で終わってしまった作業もございましたが、所要時間を把握しながら業務に勤しめました。
- お客様へのメールのご対応について、一部まだ把握していない対応方法をきしさんから教わり、実践します。→初めてのお客様へのご対応など、教わり、ご対応いたしました。
あすへの引き継ぎ事項
- 職人さんより、修理を完了したお時計をたくさん受け取りましたので、細かく点検し、お納めの準備をいたします。
日報作成時間
19:30 – 20:15
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