時計修理工房の近藤でございます。
本日もたくさんのお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
本日は、金属ベルトのバックル修理についてお話し致します。
宜しくお願いします。
今日の写真【両開きバックル】
金属ベルトのバックル(留め具)は、フックで引っ掛けて固定するものから、
Dバックル、スライド式、両開き(観音開き)など、さまざまございます。
その中でも、両開きは比較的薄く、ベルトのデザインを邪魔しない事から、
多くのお時計に採用されています。
しかし、長らくご愛用いただきますと、バックル部分の爪の摩耗や、
金属疲労などにより、徐々に留まりが緩くなり、最終的には、
固定されなくなり、腕に装着することができなくなります。
バックルの変形などで、症状が発生している場合は、修正で改善できますが、
摩耗が原因の場合は、修理が困難でございますので、基本的には、
部品の交換をご提案させていただきます。
しかし、純正の外装部品は供給されていないモデルが多く、
入荷できない場合は、社外製の両開きバックルを使用することで、
修理のご提案をさせていただきます。
よぼど特殊な形状、規格でない限り、社外製バックルが適合しますので、
交換のご提案はできると存じます。
主にお任せ頂くことが多いメーカーは、以下でございます。
-バーバリー
-タグホイヤーのレディース
-ブルガリ
-オリエント
料金は9,000円前後で、納期は2週間となります。
部品の在庫が切れている場合は、お取り寄せにお時間を要します。
状態の確認、お見積もりのみでも承りますので、
お困りの際は、是非お問い合わせくださいますようお願いいたします。
もしもバックルが適合しなかった場合は、社外製ベルト交換や、
メーカー修理などをご提案することも可能でございます。
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –窓口にてお時計をお預かり致しました。
11:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
12:00 –休憩を頂きました。
13:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
14:00 –窓口にてお時計をお納め致しました。
15:00 –窓口にてお時計をお預かり致しました。
16:00 –必要資材の発注を行いました。
17:00 –打ち合わせを行いました。
18:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
19:00 –日報の作成
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
21:00
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