時計修理工房の近藤です。

当ぺージをご覧くださり、誠にありがとうございます。

本日は、ベルトの交換につきまして、お話を致します。

今日のお写真【ヒルシュのベルト

弊社は、腕時計の修理を専門とする会社でございますので、

ベルトの交換も承ります。

 

ベルトは、オーストリアに本社を構える、ヒルシュ社の製品を、

取り扱い、ご提案させていただいております。

 

なぜ、オーストリアのメーカーを取り扱っているかと申しますと、

品質と価格のバランスが良いからでございます。

 

決して他のメーカーを否定するつもりはございませんが、

数々のベルトメーカーの製品を見てきましたが、ヒルシュ社のベルト、

縫製、仕上げがとても綺麗で、自信を持っておすすめできます。

 

中には高級な素材などに伴い、高額なベルトもございますが、

牛革ですと、4,500円〜10,000円前後のベルトが多く、

ワニ革ですと、25,000円〜50,000円前後のベルトまでございます。

 

ヒルシュ社は、革のなめしから、染め、加工まで自社で一貫して行い、

品質の管理が徹底されているため、超有名なブランドも発注されており、

OEMとして提供されています。

 

また、スペシャルオーダーと呼ぶ、別作も可能でございまして、

特殊な形状のベルトや、部品を移植しなければならないものでも、

作成が可能でございますので、他店でお断りされてしまった。

純正ベルトの形状が特殊で、しかも廃盤になっている…などでも、

お力になれる場合がございます。

 

価格は、牛革での作成が38,000円、ワニ革が48,000円の一律で、

ご提案しており、納期は2ヶ月前後いただきます。

 

 

一般的なラインナップの中で一番人気のモデルは、DUKE(デューク)で、

よくある、牛革にクロコダイルの型押しを施したモデルでございます。

価格は8,000円(税別)です。

 

牛革と思えないくらい精密に型押しされており、ご満足いただけると存じます。

 

また、ベルトの中心には、牛革を一旦ほぐしてバラバラにして、

もう一度押し固めた芯材が入っており、水に濡れても強く、臭いなどが、

あまり出ないような仕様となっているのも、ヒルシュ社の本気度を感じます。

カラーラインナップも豊富でございます。

 

最近注目されているのは、PAUL(ポール)でございます。

一見、型押しのベルトでございますが、それは表面だけで、

中材と、裏材は天然カウチューク(ゴム)で構成されており、

300m耐水の性能で、防水性の高いお時計に最適です。

耐久性も強く、夏でもガンガン使うことができますが、

価格が18,000円(税別)と少し、高額でございます。

最近、メーカーもこのベルトを採用しているくらいの信頼があります。

 

 

最後に、LONDON(ロンドン)をご紹介いたします。

ヒルシュ社の中では比較的、高額なラインナップのベルトで、

素材は、ルイジアナアリゲーターと呼ぶ、最高級のワニ革を使用しています。

このベルトは、艶なしと、艶ありがございますが、以下は前者です。

 

高級腕時計に採用されているベルトは、元よりルイジアナアリゲーターが多く、

牛革に変更してしまうと、なんか雰囲気が出ない…というご意見も、

たまに伺いますが、ベルトの質感1つでお時計の表情が変わりますので、

その辺りも計算していただく必要がございます。

このモデルは、とてもたくさんのカラーラインナップがございます。

以下には写っていませんが、もちろんブラック、ブラウンもございます。

 

これもヒルシュ社のこだわりですが、革製品は退色するので、

それを考慮して、在庫を必要最低限にされています。

このような高額ラインナップは基本的には受注生産となり、

入荷に2週間〜3週間前後のお時間をいただきます。

 

しかし、出来立てホヤホヤのベルトは、一層美しいですので、

是非一度は、ご覧いただきたく存じます。

 

サンプルは窓口にいくつかございますので、ご来店いただけましたら、

手にとっていただくことが可能でございます。是非ご検討ください。

 

 

以上以外にも、さまざまなモデルがございます。

ヒルシュ社の公式HPと、ウェブカタログのURLを添付いたしますので、

ご興味のある方は、是非ご覧ください。

 

ヒルシュ社公式HP

https://www.hirschjapan.com/

 

公式WEBカタログ

https://my.ebook5.net/HIRSCH-Japan/CATALOG/

 

以上でございます。

どのようなベルトでも、交換ができますように努めておりますので、

ベルト交換をご検討の場合は、是非ご相談ください。

 

今日の業務目標

・お問い合わせのメールに遅れることなくご返答をお送りする。

 

今日の業務スケジュール

10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –
見積りを整え、ご案内致しました。
12:00 –
ホームページのお問い合わせ数を解析し、会議資料の作成。
13:00 –
休憩を頂きました。
14:00 –
見積もりを整えました。
15:00 –
見積もりのご案内。
16:00 –
職人にお時計をお任せ。
17:00 –
窓口にてお時計をお納め致しました。
18:00 –
見積もりを整え、ご案内しました。
19:00 –
日報の作成

 

あすへの引き継ぎ事項

・見積りを25件ご案内します。

・必要資材の発注

日報作成時間

22:00

修理工房 近藤へのご相談はこちらから

<只今、多くのお問い合わせ・ご依頼を頂いておりますため、順番にご対応させて頂いておりますが、ご返信に3日〜4日間ほどお時間頂く事がございます。ご了承ください。>

[確認]入力内容をご確認ください。

ブランド(分かれば機種名も)
ご相談の内容(複数回答可) ▼メンテナンス

▼動作の不具合

▼機能の不具合

▼内装の不具合

▼外装の不具合

▼その他の症状
保険の使用 保険は使わない。携行品の保険を適用したい。家財保険を適用したい。
お名前
E-mail
電話番号
郵便番号
郵送パックお届け先
その他のご要望

上記入力内容で送信する場合は、下記「時計修理工房 近藤に相談してみる」ボタンを押してください。

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



アバター画像

この日報は、 近藤【時計修理工房】が執筆しました。

初めまして、時計修理工房 店長の近藤と申します。何卒宜しくお願い致します。 私は、見積りを整え、お客様にご案内する業務を中心に、大切なお時計をより安心してお任せ頂けるよう、実績やサービスの向上に努めております。 修理の不明点などございましたら、工程を事細かく説明を致しますので、お問い合わせください。 また、愛知県名古屋市の本社窓口に在籍しておりますので、窓口にいらした際には是非直接ご挨拶させて頂ければ幸いでございます。 お時計がお好きな男性のお客様は、お車がお好きな方が多くいらっしゃいます!私もその一人でございまして、休日は趣味の車を車庫から引っ張り出し走りに繰り出す事も…。 お車がお好きなお客様は、大切なお時計のお話と共に、ご愛車のお話も是非お聞かせ下さい。

近藤【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同