に 石川【時計修理工房】 が ご相談をいただきました。
本日もご来店、お問い合わせをいただきありがとうございました。
明日はバレンタインデーでございますね。チョコとともに、日常で使える小物をプレゼントされる女性も多いそうです。お時計が贈られることも多いのでしょうね。大切なプレゼントはいつまでも身に着けたいもの。お困りごとがございましたら、どんなことでもご相談くださいませ。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様からお預かり致しましたタグホイヤーのお時計をご紹介致します。
今日のお時計【タグホイヤー】
T様よりお預かりしましたのは、リューズが外れてしまったタグホイヤーのお時計。
リューズに手をかけると、ぽろっと外れてしまう状態でございました。
スクリューバック(ねじ込み式)の仕様での収納するとき、二段階などで引き出して操作をするときについつい力を込めてしまうことがどなたにもおありかと存じます。購入当初の新品を取り扱うときには、大切に丁寧に触れていたものでも、使い慣れてくれば力の強度も感覚で覚え、つい操作を誤ってしまうこともございます。または、ぶつける・落とすといった強い外的衝撃が加わった、長らくご愛用されているうちに劣化が進んでしまったなどの理由で、いとも簡単に破損してしまう繊細なパーツなのです。
T様の破損にいたるまでの経緯はわかりかねますが、リューズと内部機械をつなぐ巻真をお時計内部にとり残した状態で外れてしまっておりますね。再度、芯とともに修正もしくは作りなおす工程が必要となりますので、職人さんに詳しく内部まで診ていただく次第でございます。【24192】
「タグホイヤーのお時計は、【タグホイヤーのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-tagheuer.com/
今日の業務目標
- 修理のお見積りに対し、ご意向をうかがえていないお客様へ、お見積りを無事ご確認いただいているか確認のためのご連絡を差し上げます。→本日5件以上のご連絡を完了しました。
- 修理完了数の計測を行いますので、20件以上を目標に最終チェックを行います。→完了数の母数自体が少なかったため、本日は15件まで完了しました。
日報作成時間
19:00 – 19:25
タグ・ホイヤー { TAGHEUER } の修理をご検討中のお客様へ。
私たち時計修理工房(本社:愛知県名古屋市)は、タグ・ホイヤーの修理、オーバーホール、メンテナンスの専門サイト「タグ・ホイヤー修理工房」をご用意しております。過去に修理させていただきました実績や、モデル別の故障についてまとめておりますので、こちらもご参照をいただければ幸いに存じます。お問い合わせは当サイトのフォームでも、リンク先のフォームでも、どちらも同様に対応させていただきます。お客様のタグ・ホイヤー { TAGHEUER } を末長くご愛用いただけますよう、精一杯のサービスに努める所存です。今後とも宜しくお願い申し上げます。
日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。
私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。
▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。
株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。
いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。
私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。
私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。
2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同
コメントを残す