私たち時計修理工房の業務に関心をお寄せくださいまして、まことにありがとうございます。このページでは{{placename}}の【文字盤修理】について綴った日報(ブログ)を集めて、ご覧いただけるようにしました。{{placename}}で【文字盤修理】を検討なさるお客様のお役に立てば幸いです。

私たちがこの世に生を受けるよりも前から続く、高級腕時計の伝統は、その精密なムーブメントの設計に限らず、その外観、デザインにも脈々と受け継がれております。たとえロゴマークが隠されていたとしても、文字盤の一部をご覧になれば必ずお分かりになるかと存じます。意匠はブランドであり、それが高級腕時計を所有する理由とも申せましょう。

概して高級腕時計は、長い年月、様々な状況下に置かれることを想定した設計がなされます。これは文字盤も同様でして、日光に晒されたり、寒暖の差が激しいところに置かれることも踏まえて、塗料や溶剤が選ばれる傾向にございますが、やはり個体差もあって、お使いいただくうちに【文字盤修理】を要することも決して珍しくはございません。私たち時計修理工房では、ご相談いただく件数としてはそう多くはございませんけれども、この様なトラブルにも必ず対応できる体制を整えております。

【文字盤修理】といっても、その症状は様々でございます。例えば表面に配置された数字やロゴマークが剥離して、文字盤の上で踊ってしまう場合。これは裏蓋を取り外し、ムーブメントを引き抜いたあと慎重に位置決めをして接着いたします。あるいは、文字盤や針に用いられる塗料が剥離し、裸になってしまうものも散見されますが、これは塗料を調達して塗り直さねばなりません。高級腕時計の中でも薄い構造のものは、塗料を盛ることで針が干渉することもあり、これも慎重さが求められる工程となります。とくにパーツの調達が困難なアンティークのお品は、神経を使う仕事となる次第です。

このとき、もうひとつ気を付けていただきたい事柄がございまして、宜しいでしょうか?実は【文字盤修理】を要する状況は、砕けた溶剤や塗膜などが、チリとなって文字盤の上を舞っているということ。シンプルな構造の時計ならば良いのですが、カレンダーやクロノグラフを実装した時計では、文字盤の穴や隙間からムーブメントに入りこみ、機構の妨げとなったり、ときには歯車に噛んでしまうこともあります。事実、私たちは過去にその様な症状に見舞われたお時計を、いくつもお預かりしてまいりました。

念には念を入れて、なるべく長くお時計をお使いになりたいとお考えでしたら、まずはムーブメントのチェックをご用命ください。お客様がご自身でお気付きになっていない、ほんのわずかな歪みや狂いを見て、必要ならば【オーバーホール(分解修理)】をお勧めいたしますし、その必要がないと判断した時には、正直にお伝えいたします。

いずれにせよ私たち時計修理工房は、お客様のご意向を尊重することを第一に考えて、{{placename}}のお客様の大切なお時計を長くご愛用いただけるよう、精一杯のご案内に努める所存です。{{placename}}よりお送りいただいたお時計の状況を拝見して、まずは必要最低限の工程と費用をお伝えするために少しお時間をいただきますが、5年先、10年先も快適にお使いいただけますように、できる限りのことをして差し上げたいと考えております。

なお【オーバーホール】など時計修理の詳細については、弊社のホームページ( www.w-repair.jp )に記載をしております。お困りのこと、お悩みのことがあれば、どんな些細なことでもご相談ください。{{placename}}のお客様が何より大切になさいますお時計を、お客様よりも丁重にお預かりして、ご希望に沿うよう努めてまいります。何卒、よろしくお願い申し上げます。

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同