お疲れ様です。修理工房の近藤です。本日は月曜日なので郵送でのお時計の到着は多いと予想しておりましたが、本日お時計の到着なんと30件!!毎朝10時に郵便局さんがお客様のお時計を届けていただけますが、本日は郵送物が入った箱が3段!びっくりしました。ちょうどGWに工房から発送した無料郵送パックが到着する頃でしょうか?本日もたくさんのお時計の発送ありがとうございます。本日は私一人では受付が終わらないので2人で受付業務を行いまして、午後4時からは窓口対応でお預かりしたお時計の受付を行いました。本日お預かりしたたくさんのお時計の中からパテックフィリップのお時計を紹介させていただきます、宜しくお願いします。
今日のお時計【パテックフィリップ】
大阪市大阪府のS様からお預かりしましたのは、パテックフィリップのお時計です。一度切断して短くした金属のベルトをもう一度長くしたい。というご要望でございました。過去に事例がなく難しい修理ではありますが、なんとか治せないか職人と相談させていただきます。
今回パテックフィリップについて少し勉強しましたので紹介させていただきます。
パテックフィリップのケースは鍛造で製作されています。ケースの製法に鍛造を採り入れているのは、他には、ロレックス、ブライトリング、パネライなどがあります。切削との違いを述べてみましょう!切削は文字通り削って成形します、削るからエッジが立ちます。金型は必要ないので、コストも下げられます。ただし、削るわけですから、金属の目は詰まりません。だから、磨いても平滑な面は出にくいのです…比べて鍛造は、金属を何度もプレスして形を作っていきます、プレスだから、エッジはあまり立ちません。もちろん、あとから削れば、エッジは立ちます。金型がいくつも必要になるためコストは掛かりますが何度も金属をプレスするので金属の目が詰まります。だから、磨いたときに素晴らしく平滑な面が出るのです。
確かにパテックフィリップのケースの影は全く歪んでいません!すごいです。
今日の業務目標
- 窓口接客のスキルを磨く、先輩を見習う。
今日の業務スケジュール
10:00 –15:00 本日到着したお時計の受付業務。
16:00 -休憩をいただきました。
17:00 -お時計の納品書を作成。
18:00 -窓口対応。
19:00 -窓口でお預かりしたお時計の受付。
あすへの引き継ぎ事項
- お見積の作成を覚えていきたいと思います。
日報作成時間
20:00
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