本日もたくさんのお問い合わせ、ご来店をいただきありがとうございました。
寒暖の差が激しい今日このごろ。紅葉も見頃を迎えましたが、本日は暦の上で「立冬」なのだそうでございます。きんと冷える冬場の空気が楽しみでもあり、やはり寒い季節は苦手であるなと背筋が丸まってしまいます。お時計も、あまりの気温低下に不具合を起こすことがございます。保管場所にも気を配ることが大切ですね。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様からお預かり致しましたパネライのお時計をご紹介致します。
今日のお時計【パネライ】
先日、M様よりお任せいただきましたパネライのお時計でございます。
パネライといえば、比較的ウレタンベルトの革新的なデザインが有名ですが、M様のお時計はケースもベルトも金属製。重厚感がよりいっそう感じられます。
「2年ほど動かさずにおきました。」
作動しなくなってしまった状態ではございますが、動くようになるのなら、と外装の研磨加工も合わせてご用命いただきました。油脂の劣化等による内部機能の低下がございましたので、まずオーバーホールを。合わせて専属の研磨職人による金属部の磨きを施しました。
チチチ・・・と小気味の良い歯車の音を立て、ふたたび時を刻むようになりました。さらに外装は、生活で付く些細な傷を消し去ることで、まるで新品のように輝きを取り戻しました。
鏡面ということが幸いし、品よく光を反射する素晴らしい仕上がりに!思わず息を呑むほどの美しさでございました。これは、お手元に納められたときにとても嬉しいことと存じます。
お写真では、どの角度から撮影しても本物の美しさを伝えきれません。M様、直接お手渡しが出来れば良かったのですが、きっとお喜びいただけたことと存じます。このたびも大切なお時計をお任せいただき、ありがとうございました。
みなさまのお手持ちのお時計も、ふたたび輝くことが出来るかもしれません。お役に立つことが出来れば幸いです。【20986】
「パネライのお時計は、【パネライのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://wr-panerai.com/
今日の業務目標
- 土曜に窓口で承ったお時計5本の、状態確認等の受付業務を行います。→完了致しました。
- 先週の会議を記録したものを清書し、まとめます。→初めての作業のため2時間弱の時間を掛けてしまいましたが、提出することが出来ました。
- 修理不可として、一度工房より窓口に返却されてしまったお時計をチェックします。再度お任せできる工房を検討し、お客様にご報告いたします。→完了しきれておりません。柴野さん、金子さんにもご協力いただき明日も随時行います。
日報作成時間
19:30 – 20:00
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