今週もお疲れ様でございました。お問い合わせ、ご来店誠にありがとうございました。明日土曜日も営業しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様からお預かり致しましたパネライのお時計をご紹介致します。

今日のお時計【パネライ】

一昨年よりお時計の修理やメンテナンスを様々にご依頼いただいているA様より、このたびもパネライのメンテナンスをおまかせいただきました。いつもありがとうございます。

「ゼンマイが巻いても終わりがなくなりましたので見ていただけないでしょうか。」

実際にお時計に触れてみると、ゼンマイが空回りする状態でございました。これまでと同じ担当の職人さんが拝見したところ、やはりゼンマイ切れを起こしておりました。以前オーバーホールを実施しておりましたので、保証期間外ではございますが、このたびは部品交換のみの修理をご提案させていただきました。
お時計の規格に合うゼンマイはそれぞれ異なりますので、A様のパネライに合わせたものをご用意し、手作業にて慎重に交換を行いました。手巻きのお時計にとって生命線であるゼンマイを新しくし、小気味の良い音を立てながらしっかりと巻き上げることが可能になりました。明日、最終点検を完了したのち、再度A様のお手元にお届けさせていただきます。このたびも大切なお時計をおまかせいただきありがとうございました。【23998】

 

「パネライのお時計は、【パネライのための修理工房】のページでも受け付けております。」

より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://wr-panerai.com/

 

今日の業務目標

  • 週末に向け、発送するお時計の梱包準備を完了させます。→柴野さんと協力し、20件程度分の梱包を完了いたしました。

あすへの引き継ぎ事項

  • ご来店いただくお客様のご予約をすでにおおくいただいておりますので、円滑にご対応できるよう準備いたします。

日報作成時間

20:40 – 20:50

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 石川【時計修理工房】が執筆しました。

静岡県出身、現在は愛猫2匹と名古屋市に在住。これまでアパレル・販売業に従事しておりました。 時計修理工房の中では新参者ですので、日々たくさんのお時計に触れることが勉強です。特に、お客様や職人さんと世間話やお時計にまつわるお話しをすることが好きです。お電話でのご連絡や、名古屋市西区那古野のサービス窓口にて、お客様にお目にかかる時にはどうぞよろしくお願いいたします。

石川【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同