時計修理工房の柴野でございます。
本日もたくさんのご来店・ご依頼を誠に有り難うございます。最近は通勤途中でマスクをされた方を多くお見かけします。インフルエンザがピークのようでして、皆様も体調管理にはくれぐれもお気を付けくださいませ。

さて、本日は FRANCK MULLER のオーバーホールと革ベルト・ケースネジ別作の修理をご紹介させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。

今日のお時計【フランクミュラー】

スイス機械式時計メーカーのフランク・ミュラー。ご来店でお預かりしましたのは、フランク・ミュラーの代表的なコレクションでございます「ロングアイランド」の個性的なレディースウォッチ。

作動しません。外装の研磨で小傷は取れますか?ケースのネジ(ベルト側)を4つ別作で同じようなものを取り付けたい。ベルトは同じデザインで白色、高くても質がいいものが良いです。

職人がお時計を拝見させていただき、停止しています原因の電子回路を交換、オーバーホールと研磨を行いました。さらにケースネジ4つは形状・デザインともに元々のネジと全く同じように緻密に計算して別作でご用意。革ベルトもご希望の白色で、お時計のサイズに合わせて別作いたしました。文字盤の白との調和で、女性らしい大変素敵なお時計に仕上がりました!

問題なく最終チェックも完了し、大切に保管しております。K様、ご来店お待ちしております!

並行輸入品など、メーカーで断られてしまいましたお時計でも、是非お気軽にご相談くださいませ。

「フランクミュラーのお時計は、【フランクミュラーのための修理工房】のページでも受け付けております。」

より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。

https://wr-franckmuller.com/

 

 

今日の業務目標

  • お時計のチェック作業を丁寧かつ速やかに行います。

今日の業務スケジュール

10:00 – 修理不可のお時計の再チェックと他工房への依頼・仕分け作業。
12:00 – 無料梱包パックの新規受付とレコード登録。電話応対。
13:00 – 本日ご郵送するお時計の最終チェックと梱包作業・無料梱包パックの発送準備。
15:00 – 窓口にてお預かりしましたお時計のレコード登録・状態確認作業。
16:00 – 金子さんと梱包パックの移動作業。電話応対。
17:00 – お客様へ、お電話とメールにてお時計発送準備のご報告。
19:00 – 修理完了で工房より到着しましたお時計のチェック作業。

日報作成時間

19:30 –  20:30

年末年始休業のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社の年末年始の営業は、下記の通りとさせていただきます。

12月28日 10〜13時 短縮営業
12月29日〜1月4日  休業
1月5日〜      通常営業

皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご容赦願います。

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 【時計修理工房】 柴野が執筆しました。

スタッフの柴野です。 幼い頃より懐中時計を眺めるのが好きでして、祖父の所持していたシンプルかつ実用的なオープンフェイスから始まり、現在は観賞用としてフルスケルトンを愛でております。 ゼンマイが巻き上がるところも全て魅せ、楽しませてくれます。 今後は更にお時計の知識を深めるとともに、お客様からも様々なことを学ばせていただきたいと存じます。 そして、少しでもお役に立てますよう、お時計への想いを大切に、お客様の笑顔をたくさん拝見できますように頑張りますので、ご指導・ご愛顧の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。 頼りになる職人が揃っておりますので、どのようなことでも、お気軽にご来店・ご相談くださいませ。

【時計修理工房】 柴野が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同