修理工房の近藤でございます。
本日もたくさんのお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
本日は、セイコーのお時計をご紹介致します。
宜しくお願いします。
今日のお時計【SEIKO】
窓口にてお預かりしました、セイコーのお時計でございます。
大切なお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
この度は【動作の遅れ】のご相談をいただきました。
遅れの原因は様々ございますが、多くは機械油が関係しています。
お時計は精密な機械でございます。
円滑に動作をするには機械油の状態が非常に重要になります。
経年的な劣化により、油が汚れたり、減少することで動作に負荷がかかり、
結果【遅れ】が発生致します。
度合いにもよりますが、一日に30秒や1分遅れるようでしたら、
遅れが目立つと言えるでしょう。
このままにしておきますと、遅れはどんどん酷くなり、
最終的には動作が停止してしまいます。
その他巻き上げ効率が低下しましたり、ゼンマイの持続時間が短くなります。
この状態でご使用いただきますと部品の潤滑が不十分になることで、
部品が摩耗していき、機械が汚れてしまいます。
この改善には、オーバーホールと呼ばれる機械の分解洗浄修理が必要です。
オーバーホールは、4年や5年に一度の頻度で実施することを、
メーカーは推奨されています。
よく本当に4年毎にオーバーホールが必要かご質問いただきます。
実際には内部状況や、ご使用方法によりますので、一概には言えませんが、
4年を超えますと徐々に遅れが発生する事例が多々ございますので、
メーカーが推奨されている期間は本当でございます。
しかし、4年経過しても内部の状態は正常で、精度の微調整などの、
部分的な修理でまた長らくご愛用できるお時計もございます。
ご心配でしたら4年を超えた時点で、点検を実施いただき、
お時計の内部状況がどうか確かめていただくことが良いと存じます。
弊社は点検のみでも承りますので、ご希望の場合は是非お申し付けください。
M様は遅れが発生した時点でご相談いただけていますので、
内部の心配は必要無いと存じます。
しっかり点検し、メンテナンスのオーバーホールのご提案したいと考えます。
見積もりのご案内までに1〜2週間お時間を頂きます。
弊社はセイコーのお時計の修理やメンテナンスを承ります。
お困りの際はぜひ私近藤までお問い合わせください。
以下は修理事例を記載したページでございます。
お時間がお有りでございましたら是非ご確認ください。
↓
https://www.w-repair.info/?s=%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%BC
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
12:00 –お問い合わせデータを元に会議資料を作成しました。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
15:00 –担当の職人に修理状況の確認を行いました。
16:00 –窓口にてお時計をお預かりしました。
17:00 –会議に出席しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内致しました。
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
21:00
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