修理工房の三島でございます。本日もたくさんのご来店・お問い合わせありがとうございます。
本日は精工舎の懐中時計のご紹介です
今日のお時計「精工舎の懐中時計」
本日は、精工舎の懐中時計をお預かりいたしました。
動作しない状態とのことで、動作するようお修理のご相談をいただきました。
裏ぶたの刻印を見るとこちらのお時計は60年以上前に製造されたもののようです。
60年の間にかなり使い込まれているのではないかと思われます。
ケース表面のサビ、文字盤の日焼けと青サビ、風防の欠けが見られます。
また裏ぶたの刻印から鉄道時計と見受けられます。
実際に鉄道の現場で使われていたものかもしれません。
まだ内部は拝見しておりませんので、どの程度のメンテナンスがされているものかは不明でございますが、
全体的な部品の劣化はかなり進んでいるものと思われます。
交換部品の入手は難しくなっておりますので、
現状の部品でのできる限りの修理になる可能性もございます。
手巻きの懐中時計は、各部品が比較的大きく、シンプルな作りでございます。
秒針が分針・時針と同軸に取り付けられていない構造は、古い機械式時計では一般的でございます。
精工舎の分厚いステンレスのケースは、磁気に強いという特徴があるとも聞いたことがございます。
しかしながら、古いお時計は前提的な部品の劣化により、メンテンンスを行っても、
高い精度ができなかったり、姿勢差というお時計の向きによって重力の影響を受けて精度が変わってしまう症状が出やすくなってしまいます。
この度は大切なお時計をお任せいただきありがとうございます。
今日の業務目標
- できるだけ多くのお客様にお見積りをご案内いたします。
今日の業務スケジュール
10:00 – 12:30 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたします。
12:30 – 13:30 – 休憩をいただきました。
13:30 – 14:00 – 修理職人へ修理の必要なお時計をお渡しする手配をいたします。
14:00 – 19:00 – お見積りをお客様にご案内いたします。窓口やお電話でのお問合わせのご対応をいたします。
明日への引き継ぎ事項
- お客様へお見積りをご案内いたします。
日報作成時間
19:30
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