ロレックスのオーバーホールを完了致しました。（愛知県名古屋市／Ｈ様）

時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様よりお預かりさせていただいたロレックスのお時計をご紹介致します。

今日のお時計【ロレックス】

動作が停止してしまい、原因がわからずに困ってしまって・・・とお問い合わせをいただくことは一日一件以上ございます。
内部が透けて見える訳ではないし、見えたとしても無数の歯車や部品のどの部分に不具合があるかなどは、職人さんでないためにわかりません。大切なお時計であればあるほど一刻も早くお直しされたいというお気持ちは理解致します。
Ｈ様のロレックスも、ご購入されてからのお時間は数年でございますが、突然動作がしなくなってしまったとのこと。慌てたご様子で窓口へお持ち込みをいただきました。
このたび、内部には機械油の劣化やゼンマイの切れが確認されました。大掛かりな修理にはならなかったものの、日々のご愛用の積み重ねで、お時計の内部は確実にメンテナンスを要する状態に変化致します。
現状でオーバーホールを行い、一度内部を清潔かつ活性化させることで、また次にメンテナンスが必要になる時には大掛かりな修理をしなくても良くなることがございます。つまり、少しでも異常があれば、またはお使いいただいたお時間が長いのでしたら、定期的なメンテナンスを実施することが大切でございます。
修理を完了したＨ様のロレックスは、時刻を刻むようになり、お使いいただくのに十分な状態になりました。

「ロレックスのお時計は、【ロレックスのための修理工房】のページでも受け付けております。」

より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。

https://watch-repair-rolex.com/

今日の業務目標

• 梱包パックの整頓の際に発覚した、記録の漏れ等を調査し、岸さんや奥平さんに共有および確認していただきます。また、不要になった梱包パックの解体作業を行います。→職人さんへの修理のお願いの指示が漏れているもの、ケアレスミスによる記録のつけ忘れなどを、一件ずつ慎重に調査し、修正致しました。箱の解体も完了いたしました。

あすへの引き継ぎ事項

• 16464のお客様がご自身で風防を手配される際に、品番等をお伝えしたいため、職人さんへ確認致します。

日報作成時間

19:00 – 19:20