本日もたくさんのお問い合わせやご来店、誠にありがとうございました。
近頃では夜風に乗って美しい虫の音が聞こえ始め、ほんの少し秋の訪れを感じる時季になりました。まだ、夏にやり残したことはないかと探し、旬の果物を味わっていないことに気が付きました。スイカに桃にと、美味しい「旬」を味わいましたが、先日いただいた、初めて口にするパッションフルーツが印象的でございました。インパクトのある見た目と味、皆様も機会がありましたらぜひ召し上がってみてください。南国の不思議な味覚を堪能できることと存じます。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お時計にまつわるお話をご紹介致します。

今日のお写真【パッションフルーツのお花】

※お写真はWikipediaより
さて、本日は一見お時計と関係のないお花のお話でございます。
パッションフルーツの、果実の存在はご存知の方が多いかと存じますが、その花の名はご存知でしょうか。
日本ではなかなか目にすることのない特徴的なシルエットを持つ花は、トケイソウ(クダモノトケイソウ)と呼ばれているのだそうです。
そもそも「パッション」は情熱の意味ではなく、「キリストの受難」の意味で付けられた名前とのこと。花の形が十字架に架けられたキリストの形に似ていることが由来でございます。しかし、日本ではめしべを針に見立て、まるでお時計の文字盤であるように見えたことから「時計草」と呼ぶようになったのだそうです。時を刻むことはございませんが、GMT針や複雑な機能を持ったお時計に少し似ているようにも思えます。時計草、の呼び名も可愛らしいですね。月の模様をうさぎに見立てるなど、日本人の発想の豊かさには感心致します。
果実はさわやかな酸味と、そのまま食べられる種がインパクト抜群。個人的な感想としては、体験したことのないの異国の風味と食感が忘れられません。原産国はブラジルとのことですが、沖縄県や鹿児島県でも生産され、珍しい食品を扱うスーパーなどでも出会うことが出来ます。お花をご覧になる時には、お時計に見立ててじっくり観察するのも面白いかもしれませんね。

今日の業務目標

  • 時間帯によりスタッフの人数が少なくなるため、普段の業務以外に、窓口に到着したお時計の受付やお見積りの作成およびお客様へのご報告のご連絡を行います。→時間を意識し、タイムスケジュールを書き出しながら計画的に業務に取り組みました。お見積りまではなかなかはかどりませんでしたが、明日以降も引き続き尽力致します。

今日の業務スケジュール

10:00 – お電話でのご連絡をご希望のお客様に、お時計の修理完了および発送のご報告を致しました。発送の準備までを一貫して午前中に完了致しました。
13:00 – 休憩を取りました。
14:00 – 記帳などをするためATMまで出掛けました。
15:00 – 本日到着した14件の梱包パックを開封し、データ入力、お時計の状態確認を行いました。合わせて、どの職人さんにお任せするかを検討致しました。
19:00 – お見積りの業務を補助しました。お見積りの作成、お客様へのご連絡を数件分取り組みました。

日報作成時間

24:00 – 24:30

 

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 石川【時計修理工房】が執筆しました。

静岡県出身、現在は愛猫2匹と名古屋市に在住。これまでアパレル・販売業に従事しておりました。 時計修理工房の中では新参者ですので、日々たくさんのお時計に触れることが勉強です。特に、お客様や職人さんと世間話やお時計にまつわるお話しをすることが好きです。お電話でのご連絡や、名古屋市西区那古野のサービス窓口にて、お客様にお目にかかる時にはどうぞよろしくお願いいたします。

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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

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私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同