時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様よりお預かりさせていただいたセイコーのお時計をご紹介致します。

今日のお時計【セイコー】

W様より、オーバーホール等と合わせてガラスの交換を承りました。ガラスはW様ご自身で添付してくださいましたものをお取り付けするのみでしたが、あいにくガラスのサイズが異なるものでございました。また、職人さんの方でお時計に合うベストな規格のものを入手することが困難な状態でございました。その旨をご報告すると、

「オークションとかで探します!」

とのお言葉通り、さらにご自身でガラスを手配してくださいました。
大切なお時計に対するW様の強いお気持ちを感じます。そして手配してくださったガラスが窓口に到着。しかし、ここでも職人よりご報告が。
型番等は一致するも、径の大きさによりガラスを嵌める作業の際、圧力で割れてしまう可能性があることをお伝えしなくてはなりませんでした。W様に快諾をいただき、いよいよ本日、お時計の修理作業が無事完了し窓口に納められました。W様の情熱がこの度の修理を成功させたと言っても過言ではございません。
つやめくガラスで蘇ったセイコーのお時計は刷新され新品のようでございます。W様がお受け取りになられる時にお立ち会いすることができないことが悔やまれますが、お喜びいただければと思い、心をこめて梱包致しました。【16464】

今日の業務目標

  • 16269 のお客様へ本日お約束致しました通り、ご連絡を差し上げます。→岸さん、奥平さんにサポートいただきながら、全員で問題を共有し、解決に当たることが出来ました。お客様へのご連絡、全員に伝わるよう配慮した連絡事項の書き方など今回大切なことを多く学ばせていただきました。

あすへの引き継ぎ事項

  • 16970 のお客様へ、お時計の修理状態についてご報告します。
  • 修理代金のご入金を確認できていないお客様へご連絡を差し上げる業務に着手します。

日報作成時間

18:45 – 19:00

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 石川【時計修理工房】が執筆しました。

静岡県出身、現在は愛猫2匹と名古屋市に在住。これまでアパレル・販売業に従事しておりました。 時計修理工房の中では新参者ですので、日々たくさんのお時計に触れることが勉強です。特に、お客様や職人さんと世間話やお時計にまつわるお話しをすることが好きです。お電話でのご連絡や、名古屋市西区那古野のサービス窓口にて、お客様にお目にかかる時にはどうぞよろしくお願いいたします。

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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

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私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同