時計修理工房の三島でございます。本日もたくさんのご来店・お問い合わせありがとうございます。
本日はGUCCI(グッチ)のご紹介です。
今日のお時計【GUCCI(グッチ)】
気づいたら、文字盤がズレていたとのことで文字盤の修理のご相談をいただきました。
文字盤は、裏側についている「足」と呼ばれるピンが下の機械に固定される形で留まっています。
ほとんどのお時計のピンは細い部品で2本で留まっていますが、中には4本のモデルもございます。
何かの原因でこの足が折れてしまったり、外れてしまったりすると文字盤が、
真ん中の針の軸を中心に、回転してしまうことがございます。
原因としては、お時計に大きな衝撃が加わることによるものが多くございます。
修理の方法でございますが、足のピンは細く小さい部品であるため、
折れてしまった場合、ピンの復元はかなり難しくございます。
アンティークのお時計は、ピンが大きく作らていたものが多くあったようで、
復元する方法もあったようです。
折れてしまった足は無視して、文字盤の裏側を直接機械に接着してしまうのが
多い修理方法となります。
機械側に接着面があまりない時計ですと、接着による修理も難しくなりますため、
文字盤自体を新しいものに交換しなければならない事もございます。
文字盤部品は、お時計のまさに顔と言える部品のため、
メーカーから外部に出る事は原則ない部品となるため、
我々のような修理業者に文字盤部品は販売されません。
メーカーにお時計をお渡ししてのメーカー修理が必要となってしまいます。
まずは裏ぶたを開け、内部の機械を取り出しまして、文字盤の状態を確認させていただきます。
この度はご用命いただきありがとうございます。
今日の業務目標
- メールや電話でのお問い合わせの対応をいたします。
今日の業務スケジュール
10:00 – 12:00 – メール・電話にてお問い合わせのご対応をいたします。
12:00 – 13:00 – 無料梱包ボックスの発送の手配。修理職人にお時計をお渡しする手配をいたします
13:00 – 14:00 – 休憩をいただきます
14:00 – 17:00 – メール・電話にてお問い合わせのご対応をいたします。
17:00 – 19:00 – 到着したお時計の確認を致します。到着の旨をお客様にご連絡いたします。
明日への引き継ぎ事項
- お問い合わせのお客さまへ的確なご案内をいたします。
日報作成時間
19:10
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