本日もお疲れ様でございます。時計修理工房の福井でございます。本日は20箱ほど、お時計をお預かりすべく無料郵送パックを発送させていただきました。またいくつか修理の完了したお時計をお受け取りされたお客様よりお喜びの声を頂戴いたしましたので、1つご紹介いたします。よろしくお願いいたします。

今日のお時計【GUCCI】

22年~25年くらい前の時計です。電池切れなのか故障なのかはわかりません、ベルトも直してまた使用できるようにしたいです。

愛知県東海市にお住まいのT様よりホームページから、こうお問い合わせをいただいたのは2ヶ月ほど前のことでございます。大変長らくの間お時計をお預かりしてしまっておりました。

このお時計はベルトのケースとの接続部が3つに別れるよう切れ込みが入っており、交換するのに加工が必要でございます。そんなベルト交換と一緒に電池交換のお見積りをご提供いたしました。また現状動作は問題なくしておりましたが、今後のことも考えオーバーホールもおすすめしておりました。

例えば表面は柄のないつるつるのベルトになってしまうとか、同じ茶色の様な色が規格になく、茶色でも薄いベージュやエンジ色になってしまうとか・・・。
と言うのは、以前オメガの時計のベルト交換を近くのお店に修理に持っていった所そう言われ、雰囲気が変わってしまうと思いました。

ベルト交換において、参考写真をお送りしたのですが、不安があるということでご相談もいただきましたが、どうしても感じ方に個人差がございます。いい意味でも悪い意味でも雰囲気はやはり変わってしまうとしかご案内ができませんでした。本当は店頭に在庫がありお見えできればいいのですが、、、

とても満足しています。20年以上前、学生の時に初めて父が買ってくれた時計でした。とても大切な思い出深い時計です。止まっていた時が動いた様な気がします。そして何よりまた使える様になった事がとても嬉しいです。ありがとうございました。

長い間ベルトが壊れたまま使っていなかったのでしょうか。とてもご丁寧なメールを頂戴いたしました。ベルトについてもご満足いただけたようで大変うれしく存じます。

今日の業務スケジュール

10:00 – デスクの整理をいたいました。メールでのお客様からのご連絡を確認し、職人にお時計について確認をいたしました。
11:30 – ホームページよりお問い合わせいただいたお客様へご返信をいたしました。
15:00 – メール対応をいたしました。
16:00 – 窓口で新規のお客様からお時計をお預かりいたしました。飛込みのお客様よりお時計をお預かりいたしました。メール対応をいたしました。
18:00 – キャンセルのお時計を窓口でご返却いたしました。メール対応をいたしました。

日報作成時間

21:00 – 21:30

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同