本日はお客様に御迷惑をお掛けしたり、ご心配からお叱りを頂いたりと反省と改善策を考える事が多い一日でございました。

今日のお時計【受付スペース】

本日お叱りを受けたのは、修理の品質ではなく私達の業務に対する姿勢でございました。先週の金曜日に一度お問合せを頂いたのですが、折り返しのご連絡が出来なかったこと、月曜日にお客様からご連絡を頂くまで対応が出来ていなかったことに、私たちに対して不信感を感じられて、キャンセルという判断をされたそうでございます。
本日お時計をお返しさせて頂いた時に「どうしてそのような対応になってしまったのか」、「社内で問題になっていないのか」等々ご質問を頂きました。

先ずはお詫びをさせていただき、現在工房内でも問題として取り組んでいること、現状どうしてそのような対応になってしまったのか、等を正直にお話させていただきました。また、時計修理の内容についても私が知っていることを踏まえながら、お客様の質問にも返答をさせていただきながら、結果としてご不安とお時間だけを頂くだけになってしまったことをお詫びさせていただきました。お客様からは「解りました、今回は地場の時計店で修理を行いますが、また別の機会があれば相談します」とのお言葉を頂きました。

結果としては一人のお客様の期待を裏切ってしまったことを反省して、業務の改善や対応の是正を行いながら、同じような事にならないように注意していきたいと強く思いました。時々忘れてしまいそうになるのですが、私達にとっては「1本の時計」であったとしても、お客様にとっては「大切なお時計」であり、私達はそのお時計をお預かりしているという自覚をきちんと持ち続けたいと思います。

今日の業務目標

  • 基本に忠実な接客を心がける。→新人の接客を見ながら自分の接客を考えなおす事が出来ました。

今日の業務スケジュール

10:0011:30 他業務の業務打合せ、業者打合せ
11:30 -17:00 見積連絡 納期確認等
17:00 -19:00 お客様訪問、納品
19:00 -20:00 見積連絡 納期確認等

明日への引き継ぎ事項

  • 見積連絡1日20件、納品後のお客様の対応連絡

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



アバター画像

この日報は、 奥平【時計修理工房】が執筆しました。

幼少の頃は工作方眼紙で飛行機から小物入れ、合体ロボットに至るまで自分で考え、作る事に喜びを感じておりました。 デザイン科を専攻してDTPに触れることで、印刷等のデザインを専門的に学びました。 職歴は店舗の運営や店舗設計、運送会社の運行管理者や、障害者雇用、印刷業務内製化のコンサルタントを経験し、去年より時計修理工房で働かせていただきながら時計の勉強を行う日々です。 色々な企業、業種で培った知識、技術を時計修理工房で活かしていきたいと思っております。

奥平【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同