に 奥平【時計修理工房】 が 修理のご依頼をいただきました。
本日は4年に1度の閏日でした、2月の最終日ということで多くのお客様のご来店、ご注文を賜る事が出来ました。
本来であれば納品させていただくお客様で全てのお客様にご満足していただきたいのですが、やはり不手際といいますか確認のミスでお客様に不愉快な思いをさせしまう場合もございます。本日もバックルの中留の修理をさせていただいたのですが、受注時からバックルの留具の角度が曲がっていたと我々は思っておりましたが、納品時にお客様から「バックルの留具が曲がっている」との指摘を受けました。一旦お預かりし、職人にも確認を行いましたが「修理の工程上、曲げることはないし、もし曲げてしまったら正直に話をします」との事、合わせて修正として曲げ直せるか確認を行ったのですが、「負担がかかる部分なので、曲げなおせば折れるかもしれない」との回答をうけ、正直に報告を行いました。お客様からは「修正できない理由は判ったが、納得出来ない」とのご回答を頂き、一度持ち帰るということで保留になっておりました。
本日お客さまよりご連絡を頂きまして、「お宅に任せたことが失敗であった、時計を返して欲しいと」の事でしたので、再度上長とも相談させて頂き、1.はじめから曲がっていたことを証明できない事、2.気がついた段階で報告をできていなかった事。3.お客様の信頼にこたえることが出来なかった事を反省し、反省の形としてお客さまに納得して頂ける結果をお伝えし、納品させていただきました。
お客様のお時計の最初の状態確認の重要性を認識すと共に、同じ間違えを起こさない様に注意していきたいと考えております。
今日のお時計【OMEGA】
今回のことで、お客様がお時計自体に嫌な思い出を被せてしまうことがない事を願っております。
今日の業務スケジュール
10:00 –19:00 通常業務 月内見積目標400件なんとか達成できました。
日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。
私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。
▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。
株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。
いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。
私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。
私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。
2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同
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