時計修理工房の近藤でございます。本日もたくさんのお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
最近、修理工房のチラシを作成致しましまして、本日近隣のをご通行になられる方に配らせて頂きました、
慣れぬ事ですので、周囲からはごこちないように見えているかもしれないですが、
今後も続けて、窓口周辺から知名度をあげていく予定でございます。
さて本日は、ロレックスのお時計をご紹介致します、宜しくお願いします。
今日のお時計【ROLEX】
ご郵送にてお任せ頂きました、ロレックスのデイトでございます。
大切なお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
ロレックスのお時計は、どこから見てもロレックスと一目で分かる事も魅力と存じます。
伝統的なケースの形状は、非常に美しくまた、堅牢に見えます。
この度のご依頼は、お時計の動作の不調でございます。
どのような不調かと申し上げますと、【動作の停止、秒針が反時計回りに回る】でございます。
検査を行いましたところ、巻き上げても巻き上がった感じがしなくなっており、
振りますと秒針が数秒、反時計回りに周り、動作が止まります。
秒針が反時計回りに回る事は、大変違和感があったと存じます…、
この症状より原因はゼンマイの破損(切れ)と考えられます。
ゼンマイは中心部分で切れてしまうことが多いのですが、時には中心以外の部分でも切れます。
中心以外の部分が切れますと、動作はするがすぐに止まる、秒針が反時計回りにも回る。
といったような不思議な症状が出る事もあり、症状の出始めは大変驚かれると思います。
最後のメンテナンスが、2012年と伺っております。
ゼンマイの寿命は8年前後が平均でございますので、平均寿命よりも少し短いタイミングで、
寿命を迎えてしまったと存じます…
ゼンマイ切れの症状は、ゼンマイの交換でしか修理対応が出来かねます。
また交換にはお時計の内部機械であるムーブメントをある程度分解する必要がございますので、
工程上はオーバーホール(分解洗浄修理)が必要となります。
現時点ではオーバーホールとゼンマイの交換で動作は確保できる見込みでございますが、
これより内部をくまなく検査させて頂き、その他不具合が発生していないか検査致します。
大切なお時計がお手元から離れておりますと大変ご心配と存じますが、
できる限り丁寧に拝見し、作業を致しますので、しばらくの間はご了承ください。
弊社はロレックスの修理を中心に様々なブランドのお時計の修理を承っております。
純正部品も入手可能でございますので、お困りの際は是非一度わたくし近藤までお問い合わせください。
「ロレックスのお時計は、【ロレックスのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://watch-repair-rolex.com/
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –お問い合わせのメールに返信致しました。
11:00 –見積りを整え、ご案内致しました。
12:00 –ホームページのお問い合わせ数を解析し、会議資料の作成。
13:00 –休憩を頂きました。
14:00 –見積もりを整えました。
15:00 –見積もりのご案内。
16:00 –職人にお時計をお任せ。
17:00 –窓口にてお時計をお納め致しました。
18:00 –見積もりを整え、ご案内しました。
19:00 –日報の作成
あすへの引き継ぎ事項
ベルト交換をご希望いただいているお客様のお時計に見合うベルトを選定しご提案する。
日報作成時間
22:00 – 23:00
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