本日ははっきりしないままの天気かとおもいましたら、どんどん天気が悪くなってしまいました。
このような日は頭痛がむくむくと姿を現してくるのですが、薬を飲んでもあまり良くなりません、気圧のせいなのか、湿度、気分の問題なのでしょうか?
幸い暫く我慢をしていると引いてくるので、暖かいお茶を飲みながらお仕事をさせて頂いてる内に治っております。


本日のお時計はラドのお時計です。

今日のお時計【ラド】

H様からお預かりしたのは、作動はするものの、時々動かなくなってしまうということでご来店されました。詳しくお話をお聞きすると、普段はドイツに在住というお客さまで、出張で帰国しているタイミングでの修理をお考えでした。正直1周間で修理が完了するか解らない事をご説明させて頂き、金額や納期的なことだけでもなるべく早くお伝えさせて頂くことにさせていただきました。更にお話をお聞きすると、ドイツのRADO様に一度お時計を持ち込まれたのですが、海外では展開していない「日本独自のモデルではないか?」という事で修理を断られてしまったそうで、仕方なく町の時計店で修理を行った所、最終的には内部のムーブメントを交換を行った結果、動いたり動かなくなってしまってそうです。
大切なお父様からのプレゼントということで、私達といたしましても内部のムーブメントの交換を行うのがベストである可能性があること、しかしながら30年前の純正ムーブが見つかる可能性も低く、前回修理された時のムーブメントがどのように設置されているかも解りませんでしたので、職人が一度確認を行った上で、きちんとした判断と対応をご報告することをお約束させて頂き、ご依頼を頂きました。

今日の業務目標

  • 基本に忠実な接客を心がける。→時間に追われてしまっているので、心と仕事に余裕を持てるようにしたいです。

今日の業務スケジュール

10:0011:00 職人の工房訪問、資材の購入
11:30 -15:00 店頭対応、電話応対
15:00 -15:30 郵便局に急ぎの配送物の出荷
15:30 -19:00 店頭対応、電話応対

明日への引き継ぎ事項

  • 見積連絡1日20件、納品後のお客様の対応連絡

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 奥平【時計修理工房】が執筆しました。

幼少の頃は工作方眼紙で飛行機から小物入れ、合体ロボットに至るまで自分で考え、作る事に喜びを感じておりました。 デザイン科を専攻してDTPに触れることで、印刷等のデザインを専門的に学びました。 職歴は店舗の運営や店舗設計、運送会社の運行管理者や、障害者雇用、印刷業務内製化のコンサルタントを経験し、去年より時計修理工房で働かせていただきながら時計の勉強を行う日々です。 色々な企業、業種で培った知識、技術を時計修理工房で活かしていきたいと思っております。

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私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同