最高気温が20度を超える日であったと耳にし、早くも初夏を感じる気候に驚きました。徒歩で移動し汗をかいてしまった、そろそろ窓口でお出ししております温かいお茶を冷茶に変更しなくては、と社内スタッフ間や職人さんと、またお客様ともお話が盛り上がります。
時計修理工房の石川から、本日の時計修理業務をご報告するとともに、お客様よりお預かりさせていただいたロンジンのお時計をご紹介致します。

今日のお時計【ロンジン】

「金属ベルトのバックルのバネがとれて、閉まりません。この際、気分転換の為、皮ベルトに交換をしたいと思っています。何社か相談して見ましたが、いずれも不可との返答で困っています。」

とご相談をいただき、実際にお預かりをさせていただきましたX様のロンジンのお時計。
お時計自体は綺麗にお使いいただいておりますが、ベルトが留まらなくなってしまえばお気に入りのお時計もお留守番をするしかございません。お困りのご様子が伝わるご相談に、どうにかお直しをご提案できないものかと思い、ベルトの交換修理を数多く担当していただいております職人さんのところへお持ち込み致しました。
職人さんより提案いただいたベルトの画像のなかから、X様にお選びいただいたベルトを装着し、本日修理完了として窓口にふたたび到着しました。印象もぐっと変わったお時計は生まれ変わったようでございます。お手元に届いた際にお喜びいただくことを思い浮かべ、動作の確認後さっそくお納めの準備に取り組みます。【17739】

 

「ロンジンのお時計は、【ロンジンのための修理工房】のページでも受け付けております。」

より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://wr-longines.com/

 

今日の業務目標

  • 先日マナー講習で学んだことを一つ徹底致します。お客様のご対応の際、自らの欲する情報を矢継ぎ早におうかがいせず、まずお客様のお困りごとやご希望に耳を傾けることを意識します。→本日窓口やお電話口でご対応致しましたすべてのお客様に、まずはお話をしっかりお伺いし、復唱確認することからスタートすることを徹底することができました。
  • 新入社員の近藤さんに、先日覚えていただいた作業を再確認しながら再度取り組んでいただくよう指示致します。→本日は修理をキャンセルされたお客様へのお時計のご返却準備や、窓口でのご対応についてお伝えし、再確認しながら行っていただくことができました。
  • 修理を完了しておらず、お客様とのお約束の期日を超過しているもの、あるいは超過しそうなものについてデータを抽出し、各職人さんへ確認致します。→データを抽出し、担当スタッフ間で連絡ができているかまで確認致しました。明日職人さんへ問い合わせます。

 

あすへの引き継ぎ事項

  • 修理を完了しておらず、お客様とのお約束の期日を超過しているもの、あるいは超過しそうなものについてデータを抽出し、各職人さんへ確認致します。

日報作成時間

19:00 – 19:20

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 石川【時計修理工房】が執筆しました。

静岡県出身、現在は愛猫2匹と名古屋市に在住。これまでアパレル・販売業に従事しておりました。 時計修理工房の中では新参者ですので、日々たくさんのお時計に触れることが勉強です。特に、お客様や職人さんと世間話やお時計にまつわるお話しをすることが好きです。お電話でのご連絡や、名古屋市西区那古野のサービス窓口にて、お客様にお目にかかる時にはどうぞよろしくお願いいたします。

石川【時計修理工房】が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同