時計修理工房の近藤でございます。
本日もたくさんのお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
さて本日は、IWCの修理をご紹介いたします。
宜しくお願いします。
今日のお時計【IWC】
窓口にてお預かりしました、A様のお時計でございます。
IWCはインターナショナルウォッチカンパニーのイニシャルで、
リシュモングループの高級時計ブランドでございます。
1868年に創業と深い歴史があり、愛好家からはインターと呼ばれ、
親しまれています。
大切なお時計をお任せくださり、誠にありがとうございます。
【この度は12時位置〜1時位置の間で秒針が停止します。】
上記のご相談をいただきました。
確かに現在3秒付近で動作が停止していますが、巻き上げたり、
時分針を動かしても、動く気配はありません。
このような不具合は2通りの原因が濃厚です。
【針の変形による、ガラスへの干渉】
何らかの衝撃や、劣化により針の高さや角度が変わることで、
針に擦れてしまい動作が停止することがございます。
※このような不具合は、一定の時間帯や位置で発生いたします。
【歯車の歯が欠ける】
こちらも衝撃や、噛み合い不良時に無理に歯車を回すなどで、
歯が破損したり、変形してしまい、動作が詰まるような症状となります。
針擦れの場合は、針の角度の修正などで改善することがほとんどですが、
歯車の破損は改善できませんので、交換を伴う機械の分解修理が、
必要となります。
長らくご愛用いただいているお時計と伺っていますので、
上記の症状以外には、機械油の劣化、減少が原因の場合もございます。
まずは、内部を点検し、症状を明確にして、改善のご提案をいたします。
大切なお時計をお任せくださり、誠にありがとうございました。
「IWCのお時計は、【IWCのための修理工房】のページでも受け付けております。」
より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
今日の業務目標
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
今日の業務スケジュール
10:00 –窓口にてお時計をお預かり致しました。
11:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
12:00 –休憩を頂きました。
13:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
14:00 –窓口にてお時計をお納め致しました。
15:00 –窓口にてお時計をお預かり致しました。
16:00 –必要資材の発注を行いました。
17:00 –打ち合わせを行いました。
18:00 –お時計の修理の見積もりをメールにてご案内致しました。
19:00 –日報の作成
あすへの引き継ぎ事項
・見積りを25件ご案内します。
・必要資材の発注
日報作成時間
21:00
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