時計修理工房の柴野でございます。
本日もたくさんのご来店・ご依頼を誠に有り難うございます。日本各地の祭礼、18府県33件で構成されます「山・鉾・屋台行事」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されることになりましたね!長年に渡り伝統を継承され、守られてきました地域の方々に敬意を表します。

さて、本日は Hamilton のガラス交換修理をご紹介させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。

今日のお時計【ハミルトン】

お時計の中小企業の合併によりアメリカで誕生し、現在はスイスのウォッチグループ傘下にございます高級時計メーカー「ハミルトン」。
ご来店でお預かりしましたのは、カーキ 9721B。ハック機能と日付表示もあり、艶やかな黒い文字盤には見やすい白のアラビア数字。「カーキ」は冒険という意味を表しておりまして、ミリタリーウォッチとしても評価が非常に高いシリーズとしてご愛用者様も多いお時計でございます。

一ヶ月前にガラスを破損してしまいました。

お時計を拝見しますと、ガラスが大きく割れてケースの周辺に破片が付いています状態でございました。お時計の外装部品の修理につきましては、メーカーがコピー商品を作らせないよう徹底的に部品管理されていますため、純正部品が必要な際はメーカーでの修理となります。社外製で宜しい場合は当工房で行えますため、お客様とご相談し、今回は社外製のガラスをご用意させていただくことになりました。
基本的に丸型のガラスでしたら、若干形状や厚みは変わりますが、ご用意できますことが多くございます。

問題なく最終チェックも完了し、大切に保管しております。F様、ご来店お待ちしております!

メーカー問わずお預かりしておりますので、是非お気軽にご相談くださいませ。

 

「ハミルトンのお時計は、【ハミルトンのための修理工房】のページでも受け付けております。」

より専門性の高い情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
https://wr-hamilton.com/

 

今日の業務目標

今日の業務スケジュール

10:00 – 無料梱包パックの新規受付とレコード登録。電話応対。
11:30 – お返しの準備が整いましたお客様へメールとお電話でご連絡。
12:40 – 休憩をいただきました。
13:30 – 本日ご郵送するお時計の最終チェック。電話応対。
17:00 – 保険を使われるお客様のお時計のお写真送信ご連絡。
17:10 – 窓口にて修理のご相談、お時計のお預かり。電話応対。
19:00 – 窓口にてお預かりしましたお時計のレコード登録・状態確認作業。

日報作成時間

18:30 –  19:30

年末年始休業のお知らせ

誠に勝手ながら、弊社の年末年始の営業は、下記の通りとさせていただきます。

12月28日 10〜13時 短縮営業
12月29日〜1月4日  休業
1月5日〜      通常営業

皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご容赦願います。

日本全国から時計修理を承っております。
よろしければこちらの「時計修理について」もあわせてご覧ください。



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この日報は、 【時計修理工房】 柴野が執筆しました。

スタッフの柴野です。 幼い頃より懐中時計を眺めるのが好きでして、祖父の所持していたシンプルかつ実用的なオープンフェイスから始まり、現在は観賞用としてフルスケルトンを愛でております。 ゼンマイが巻き上がるところも全て魅せ、楽しませてくれます。 今後は更にお時計の知識を深めるとともに、お客様からも様々なことを学ばせていただきたいと存じます。 そして、少しでもお役に立てますよう、お時計への想いを大切に、お客様の笑顔をたくさん拝見できますように頑張りますので、ご指導・ご愛顧の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。 頼りになる職人が揃っておりますので、どのようなことでも、お気軽にご来店・ご相談くださいませ。

【時計修理工房】 柴野が綴った日報の一覧はこちら。

私たち時計修理工房は、
1日あたり20本以上の時計をお預かりしております。

とりあえず相談はこちらから。どのお客様にも、お時計を拝見してからお見積もりをご提供。お見積もりのあと、92%のお客様からご依頼を頂いております。

▲もし、私たち時計修理工房がお客様のお役に立てるようでしたら、お気軽にご相談ください。ロレックス、オメガをはじめ、無名のブランドの腕時計もできる限りサポートさせていただきます。いつかお客様のお時計を、この「時計修理工房の日々」でご紹介できることを楽しみにして、お問い合わせをお待ちしております。



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株式会社修理工房が、この「時計修理の日々」のブログに取り組み始めたとき、在籍していたスタッフはみな半信半疑でございました。修理の記録、日々の出来事を読んでくださるお客様が、果たしてどれくらいいらっしゃるか。まったく想像がつきませんでしたし、事実、最初の頃は日に数人しかアクセスがなかったのです。それでも続けた結果、劇的な成果を得ております。

いま、この「時計修理の日々」は、月に3万ものアクセスを獲得しております。日に直すと1000件近くございまして、圧倒的な数字でございます。これは株式会社修理工房が持っているウェブサイトの中でも、だんとつに多く、そして比例して問い合わせの件数も多いものであります。継続は力なり、と言われていた通りの成果にございました。

私たち株式会社修理工房は、お客様のお時計の修理、オーバーホールを担います。ブランドはロレックスやオメガなどの王道から、知る人ぞ知るマニアックなブランド、廉価な国産品も対応させていただいております。メーカーで断られてしまったお時計でも、弊社であれば直せる可能性がありますので、(あまり期待はせずに)お問い合わせをお寄せください。

私たちは、お客様のお時計を直すことによって、心にできた傷や綻びをなんとかしたいと考えております。時計は心にあると思う次第です。したがって、私たちは機械を直すのではなく、ひとの心に触れる仕事をしているのだという自負をしております。なるべくお役に立てるように努めて参ります。今後ともどうか、引き続きご愛顧をくださいませ。

2021年6月17日(木)
株式会社修理工房
社員一同